2002年10月26日(土)
テノール歌手
NHKの「私はあきらめない」という番組は好きで、ここ最近は毎週見ています。このまえは、テノール歌手の新垣勉さんでした。この方のことは、他の記事で見た事があって、生い立ちは知っていたのですが、お話されているところは初めて見ました。
「日本人離れした声を持っていますね。」と言ってもらったという話のところで、司会のおふたりがほぼ同時にうなづきの声をあげていたのが、印象に残っています。
新垣さんをテレビで見る前は、重たい雰囲気の人なのかな、と思っていたら、駄洒落が好きだということで、印象がひっくりかえりました。話をされているところを見て、親しみがわいてきました。
2002年10月19日(土)
フレディ・ケンプ
短い期間に、たてつづけに、音楽雑誌とは全然関係ない新聞、雑誌で、フレディ・ケンプというピアニストの方の記事を偶然見ました。このピアニストの方は、チャイコフスキーコンクールで3位になられた方らしいですが、私は全然知りませんでした。
最初に目にとまったのが、「婦人公論」で、次が、日本経済新聞です。どちらも少しインタビューといいますか、ピアニストの方の言葉が入っていました。
つづけて同じ人の記事を見ると、すごく印象に残るものだな、と思いました。1回だけなら、それほど記憶にもとどまらないのですが、音楽と関係ない媒体で2回続けてとなると、この方の演奏を聴きたくなってしまったのでした。
2002年10月12日(土)
音楽を読もう
10/6放送の「週刊ブックレビュー」の、「音楽を読もう」という特集で、音楽関連の本が紹介されていました。音楽関連の本といえば、私は2年ぐらい前に、メールマガジンをすごく発行したくなって、いろいろとテーマを考えていた時に、音楽関連の本を読んで、その本について書くメールマガジンにしようかな、と思ったこともありました。
でも、音楽関連の本を探すだけでも、大変ですし、人に紹介するとなると、なんでもかんでも書くわけにはいきませんから、やはり自分で読んで、それから気に入った本を選ぶことになります。それは無理だなあ、と思って、この案は没になりました。
番組で紹介されていた本の中では、「音楽家の恋文」が一番読んでみたいな、と思いました。どんなラブレターなのか興味津々です。
2002年10月5日(土)
再起
病気やけがから再起した人の話には、興味を持ってしまいます。10月3日付の日本経済新聞夕刊に、ヴァイオリニストの方が、中指の骨折を乗り越え再起するという記事がありました。この方のコンサートはこれからですが、がんばって欲しいです。
再起といえば、昔、サリン事件で大変な目にあった河野さんの番組を見ていたら、ピアニストの遠藤郁子さんが河野さんの家でピアノを演奏されていました。この方も、病気から再起されたということでした。本も出されています。
順調に続けていくことも大変ですが、何かあって再起するのはもっと大変だと思います。
2002年9月28日(土)
世界の劇場
「音楽の友」には、"音楽の殿堂"という連載が毎月掲載されていますが、私はこのページの写真を見るのがとても好きなのです。ひとくちにホールといっても、雰囲気がいろいろあって、素敵です。世界の劇場の写真集は、ないのかな、とよく思います。
写真と文は、木之下晃さんです。木之下さんの写真集は、昔、朝比奈隆さんの写真集を買ったことがあります。写真は同じ被写体でも、カメラマンによって全然違うできあがりになるので、面白いな、と思います。
日本の音楽ホールも、建築物としても素敵なホールがたくさんあるので、日本のホールの写真集も見てみたい気がします。
2002年9月21日(土)
音づくり
9月17日付読売新聞の夕刊にあった、「音づくりの過程楽しむ子供たち」という見出しの記事にひかれました。ワークショップでの話が書かれているのですが、「異なる本を同時に音読し、音を重ね合わせていく。」とか、なかなか面白いことをしているな、と思いました。
音は目に見えないけれど、人の心を響かせられる不思議なものだと思います。子供たちの感想が書かれていたのですが、その中に「音楽ってピアノやフルートだと思っていた」というのがありました。
ここで、ピアノやヴァイオリンと言わずに、「フルート」と言ってくれたことがなんだか嬉しかったです。
2002年9月14日(土)
フィンランド
9月12日放送の「アンビリバボー」で、フィンランドのクフモ室内楽音楽祭をふたりの若者がつくっていったという話をしていました。
私にとっては、フィンランドといえば、神戸国際フルートコンクールでパユと一緒に1位だったペトリ・アランコと、ピアニストの舘野泉さんを思い浮かべるくらいでそれほど親しみがありませんでしたが、映像を見ているとクフモは本当にゆったりとした気分になれるような風景でいいな、と思いました。
この音楽祭もはじめの頃は大変だったようですが、続けていたことで、発展していってすごいな、と思いました。クフモ音楽祭をつくった新井淑子さん演奏のシベリウスのCDを聴いてみたいと思いました。
2002年9月7日(土)
「フルート、天使の歌」
先日、ムラマツにフルートの調整に行きました。待ち時間があるので、お店の中を見ていたら、山形由美さんの著書「フルート、天使の歌」が目にとまりました。山形さんが本を出版されたのはまえから知っていたのですが、雑誌などの本の解説文を見ても、本を読もうという気にはならず、読んでいませんでした。
ムラマツでは、とにかく時間があるので、手にとって読んでみました。目次を見て、気になるところを読んでみたら、これがすごく良かったのです。音楽事務所との関係でこんなに苦労されているとは全然知らず、驚きもあり、ひきこまれました。
山形さんが気功を習うようになって、その先生に「由美さんはなぜフルートを演奏しているのですか?」とたずねられるくだりが一番印象に残っています。
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