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2001年10月27日(土)

宮崎駿アニメ

 21日の「題名のない音楽会」で宮崎駿アニメの音楽特集を放送していたので、見てみました。「となりのトトロ」などの歌をうたっていらっしゃる井上あずみさんのお名前は初めて知ったのですが、とてもいい声をされていて、ひさびさに声に感動しました。

 音楽のバックにアニメの映像が流れていましたが、映像を見るだけで気持ちよくなってきました。同じ21日の夜に「特命リサーチ200X」で放送されていた宮崎アニメの映像の秘密を見て、どうして映像を見て気持ち良くなるのかすごく納得してしまいました。

 宮崎アニメは、ストーリーはもちろんですけれど、音楽でも映像でも大勢の人の心をとらえていて、本当にすごいな、と思います。

2001年10月20日(土)

知育玩具

 私は知育玩具を見るのが好きです。大人でも楽しめるものが結構あるからです。先日「通販生活・冬の特大号」のカタログが届いたので、見ていると、子供の教具が売られているページがありました。

 その中で、グロッケン(鉄琴)の「和音の響きが美しい」「大人も感動する」という紹介言葉にひかれてしまいました。「シュタイナーの音楽理論にもとづいてつくられた楽器」だそうです。

 レミソラシレの6音だけが出る鉄琴です。価格が\20,000-以上もして、少し高く感じましたが、それだけきれいな音が出るということかな、と思ったりもして、このグロッケンの音を聴きたくなってしまいました。

2001年10月13日(土)

昔に買った本

 私がクラシックのコンサートによく行きはじめた1996年頃に、「クイズで愉しむクラシック音楽」という本を買いました。クラシック音楽のいろいろな知識を仕入れてみたいな、と思ったからです。でも、結局この本はほとんど読まず、積読になっていました。

 今、この本を眺めていると、パユの応援サイトを開設してから掲示板でいろいろなことを皆さんに教えてもらったことで、買った当時は全然分からなかったことでも今なら随分自分の知識になっていることも増えてきたな、と思います。

 例えば、「鳥の名曲を集めて」という項があるのですが、組曲「鳥」、「ごしきひわ」、「鳥の歌」も今なら作曲者も分かりますが、当時ならちんぷんかんぷんでした。この本は今読むと、とても楽しめそうです。

2001年10月6日(土)

「カルテット」

 9/29放送のBS-2「シネマパラダイス」で、久石譲さんが、初映画監督作品の「カルテット」についてお話されていました。この番組を見る前から、久石さんが音楽映画を撮られたということは知っていたのですが、以前は正直なところ見たいとは思っていませんでした。

 理由は、今まで見てきたドラマや映画の楽器演奏シーンは、演奏しているように見えないことがほとんどで、演奏シーンは見たくないな、という気持ちが心のすみにどうしてもあったからです。

 でも、「カルテット」では、いかに本物の演奏姿に見せるか、ということに久石さんが気を配られて、モントリオール映画祭に出品した時にも、誰が本当の演奏家ですか、と言われたそうです。この話が私にとっては決め手で、この映画を見てみたいと思いました。今日から全国公開です。

2001年9月29日(土)

カサブランカ

 9/26の読売新聞(大阪)の家庭欄で、大阪センチュリーのコントラバス奏者の方が、「楽器を花にたとえれば?」という記事を書かれていました。アンケート結果なのですが、「フルートはカラーとカサブランカ」ということでした。カサブランカはユリの女王ですし、私はけっこういい気分でした。

 この記事には、カサブランカの花の近くで、フルートを持っている方の写真が一緒についていたのですが、この写真がなければ、私はカサブランカと言えば、映画のイメージを思い浮かべているところでした。

 他の楽器についても、いろいろな花に例えられていましたが、どれもたとえが上手で、けっこう納得してしまいました。

2001年9月22日(土)

音のかなたへ

 NHK人間講座で、「音のかなたへ」という番組が今放送されているのですが、司会の中川真さんは、新聞でコラムを書いていらっしゃるのを読んで気に入っていたので、番組を見てみました。

 この前の放送では、大きな建造物を建てて、その場所で、音を出さずにただ聴いているサウンドアーティストという方が登場されていました。その方のお話ですごく印象に残ったのが、「静かに自然の音を聞いていると、以前は風の音を聞いたときに、"風が吹いている"という言葉に置き換えて聞いているな、と思った。」という言葉です。

 私もコンサートに行って音楽を聴くときに、どういう風に聴いているだろう、と考えさせられました。

2001年9月15日(土)

秘密

 14日に、ヘンリック・ヴィーゼの公開レッスンを聴きに行ってきました。曲はカルクエラートのソナタで、私はこの曲を全然知りませんでした。この曲は、楽譜の指示がイタリア語ではなくて、ドイツ語で書かれているそうで、その指示の中で"heimlich"という言葉についてのお話が印象に残りました。

 生徒さんに「この言葉はどのような意味に解釈していますか。」とたずねられて、「秘密」と答えられました。「たしかにそういう意味ですけれど、この曲が書かれた80年前はこの言葉は違う意味があったように思っています。家でゆっくりくつろいでいるような感じです。

 くつろいでいるようにやわらかく吹くか、それとも秘密めいて吹くかはあなたが決めて、演奏して見て下さい。」とのことでした。時代とともに変わる言葉というものに、面白さを感じました。

2001年9月8日(土)

テルミン

 最近、テルミンという電子楽器が注目されてきているようです。新聞記事になっているのもよく見かけます。6日のNHK「トップランナー」でテルミニストの竹内正実さんが出演されていたのを見て、私は初めてテルミンの音を聴きました。

 人の声のような、ヴィブラートもかけられる、電子楽器と思えない音色がとても気に入りました。聴いていると催眠にかけられるような雰囲気でした。楽器に触れずに音を出すところが、見た目に超能力を使っているような感じで、面白いです。

 ドキュメンタリー映画「テルミン」も公開されるようですが、私は何よりテルミンの生の音を聴いてみたいです。

2001年9月1日(土)

ユーロ通貨

 8/30に、ユーロ紙幣のデザインが公開されました。紙幣は共通デザインですが、硬貨の裏面だけは、各国独自のデザインになるとのことで、モーツァルトはコインのデザインとして残るという記事を読み、作曲家がデザインになっているコインがあったのだな、とはじめて知りました。

 今まではヨーロッパのコインデザインに、全然興味がなかったのですが、インターネットで検索すると、さまざまな作曲家がコインのデザインになっているようです。

 つい最近、「コインの中の音楽家たち」という本が発売されたそうです。この本はコイン収集家でなくても、音楽に興味があれば楽しめるようなので、読んでみたいな、と思っています。

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