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2001年8月26日(日)

心が渇いた時に

 8/23放送のNHK「トップランナー」は、海外で活躍する日本人の特集だったのですが、その中でピアニストの松居慶子さんがとりあげられていました。この方のことは私は初めて知ったのですが、曲を聴いた時に、すごくホッとできる感じをうけました。

 「心が渇いている時に聴いてもらえたら。」とおっしゃっていましたが、さすがにCDがビルボードで1位になっているだけあって、音にひきこむ力がすごいな、と思いました。

 私も自分で「今、心が渇いているな。」と思うことがときどきあります。そういう時に聴く音楽を持っておくようにはしているのですが、その中に入れたい音楽でした。

2001年8月18日(土)

モーツァルトのCDを聴いて

 8/10から8/12まで、生のフルート演奏を聴き続けて、フルートを聴くのは休憩したくなるかな、と思っていたら、逆にもっとフルートを聴きたくなってしまい、神戸国際フルートコンクール本選の課題曲だったモーツァルト:フルート四重奏曲のパユのCDを久しぶりに聴いています。

 このCDについていたブックレットに掲載されているパユがモーツァルトの演奏について語っている文章も久しぶりに読みました。このCDを買った時以来です。文章を読み進むうちに、細部まで研究されて演奏されていることに圧倒されてきました。

 でも、最後にパユが「こんな細部の違いに気がついていただけるかが問題ではなく、聴いて楽しんでいただければ、」とおっしゃっていたことに、ホッとした気分になりました。

2001年8月11日(土)

国際コンクール

 国際コンクールを生で聴けるなんて、考えてみれは贅沢なことなのに、「同じ曲を繰り返して聴くと退屈するのではないか。長時間聴くのは疲れる。」などと勝手に思って、コンクールを進んで聴きたいとは以前は思っていませんでした。

 でも、今日神戸国際フルートコンクールの本選を聴いてきて、コンクールを聴く魅力がわかったような気がします。英語でアナウンスが流れるので、国際気分が味わえますし、コンサートとはまた違った緊張感が会場にただよっていて、とてもいいです。

 国際コンクールを海外までわざわざ聴きに行くことはできないですから、日本で国際コンクールがあれば貴重な機会だと思って、出かけるようにしたいな、と今回の経験でつくづく思いました。

2001年8月5日(日)

カスタムCD

 色々な英語のサイトを紹介してある「この英語をがわかればインターネットがもっと面白くなる」という本を読んでいると、カスタムCDを作るサイトというのがありました。

 CDは、自分で好きな曲順に並びかえて聴くこともできますし、大量のCDを収納して、好きな曲を選んで聴けるCDチェンジャーもありますから、自分で気に入った曲だけを入れるCDを作成するなんて、考えもしなかったのですが、こういうのも面白いな、と思いました。

 そのまえに、私のパソコンに入っている音を聴くソフトは古いようで、インターネットのページから音を聴こうとすると「ヴァージョンアップしてください。」というメッセージが出るので、まずはソフトをかえなければいけないな、と思っています。

2001年7月28日(土)

リコーダーとハムレット

 8月から、NHK趣味悠々で「アンサンブルで楽しむリコーダー」がはじまることを本屋さんでそのテキストを見て知りました。表紙の写真は、楽譜の上に2本の茶色のリコーダーが置かれているもので、おしゃれで、とても気に入りました。

 中身を読むと、リコーダーの歴史や、リコーダーができるまで、などとても充実していて、読みごたえがありました。なかでも、「リコーダーの名前が初めて登場する文学作品は、シェークスピアのハムレット」というのが一番印象に残っています。

 どうしてかというと、最近、私はシェークスピア劇に少し興味を持ちはじめているからです。より一層リコーダーに親しみがわいてきました。

2001年7月21日(土)

CD付きの本

 「ほんパラ!関口堂書店」という番組で、今日、幻冬舎がさだまさしさんの小説を出す企画を通すか、通さないかという放送をしていました。

さだまさしさんは、小説を書くのは初めてだということで、どんな内容なのだろうと、私は期待と不安が半分ずつぐらいだったのですが、幻冬舎の社長さんが「さださん作曲の曲を入れたCDを本につけましょう。」という案を出された時、私はその曲の方が聴きたいから、本を買おうかな、と思ったものでした。

 さすがに商売が上手だな、と思いましたが、本を出版するかどうかは、今ゆれているようです。来週には、結論を放送してくれるでしょうか。

2001年7月14日(土)

五輪賛歌

 2008年の夏季五輪は、結局北京に決まりました。大阪はその招致演説の場で、バイオリニストが「オリンピック賛歌」を演奏したそうですが、新聞に「五輪のシンボル的な曲」と書いてあったものの、私はどんな曲かパッと頭に思い浮かばなかったのですが、聞けばピンとくる曲なのでしょうか。

 それにしても、スポーツの祭典であるオリンピックの招致演説で、どうしてバイオリニストが登場することになったのか、不思議な気がします。

 2008年のオリンピックが大阪にくるとは思っていませんでしたが、実際に票数を見ると、少し残念な気持ちになりました。

2001年7月8日(日)

色っぽさ

 「竹宮恵子のマンガ教室」という本を読んでいると、ウィーン少年合唱団についての記述がありました。昔の合唱団の方が色っぽさがあった、というお話でした。私は昔の合唱団の声を聴いたことはないですが、この文章を読んでけっこう納得してしまいました。

 でも、ウィーン少年合唱団といえば、数年前に由紀さおりさんと安田祥子さんが共演された時の様子がテレビ放送されたことがあったのですが、その時、由紀さおりさんが、「皆さん、とてもいい声をしていらっしゃる。」と言うと、合唱団の男の子が「おふたりの声も素敵ですよ。」と応えたのがとても印象に残っています。

 10歳程度の男の子で、日本人なら、このようなことを言える子はほとんどいないのではないかな、と思ったからです。少し色気を感じました。

2001年7月1日(日)

インタビュー

 先日「サウンド・オブ・ミュージック」のDVDを買って見ていると、俳優さん達のインタビューもたくさん聞けて、とても良かったです。

 なかでも、トラップ大佐役のクリストファー・プラマーがザルツブルクの感想を聞かれた時に、「ザルツブルク音楽祭の開催時期に来たかったですね。音楽が大好きで、将来世界中の音楽祭を巡るのが夢ですよ。」とおっしゃったことと、リーズル役のシャーミアン・カーがプラマーは、「毎晩バーでピアノを弾くんです。」という言葉を聞いて、映画を見ていてプラマーは「気品のある俳優さんだな。」と思っていましたが、ますますおしゃれな方だな、と思うようになりました。

 これだけたくさんお話してくださる方だと、見ていて本当に楽しかったです。最高でした。

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