(写真提供:株式会社日本交響楽協会)
Emmanuel Pahud
1970年1月27日、フランス人とスイス人の両親のもと、スイスのジュネーブに生まれる。
(1月27日は、モーツァルトと同じ誕生日)
1974年、ローマに移る。上の階にすんでいたフランソワ・ビネの演奏を見たのをきっかけに、
1975年、リコーダーを始める。
1976年、フルートを始める。最初の教師は、フランソワ・ビネの息子で、ついで本人に師事した。
1979年からは、ブリュッセルの音楽アカデミーで、ミシェル・モアニル、カルロス・ブリュネルに、バーゼルでペーター・ルーカス=グラーフらに学ぶ。
続いて、パリ国立音楽院に入学。フルートをミシェル・デボストやアラン・マリオンに、室内楽をピエール・イヴ・アルトーとクリスティフン・ラルデに師事する。
1990年、フルートと室内楽でプリミエ・プリ(一等賞)を得て卒業。卒業後は、バーゼルのオーレル・ニコレのもとで、研鑚をつむ。
在学中よりオーケストラで演奏を始め、
1989年から1992年、バーゼル放送交響楽団の首席フルーティストを務めた。
2003-2004 Traumhaus, (c)Amane Ito
2003-2004 Traumhaus, (c)Amane Ito
コンクール入賞は、数多く、
1985年、ベルギー国際コンクールとクヴァンツ・コンクールで第1位。
1987年、ブリュッセル・テヌート・コンクールで第1位。
1988年、ドゥイノ国際コンクール(伊)で第1位。シュベニンゲン国際コンクール(独)で第2位。
1989年、第2回神戸国際フルートコンクールで第1位。
1992年、ジュネーヴ国際コンクールで第1位
と、輝かしい受賞歴を誇る。
1992年、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルーティスト就任が決まったが、その直後にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディションに合格する。
1993年、ベルリン・フィルの首席フルーティストに就任。
2000年6月、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を退団。
2000年9月、ジュネーブ音楽院フルート科の教授に就任。
2001年6月 ジュネーブ音楽院を離れる。
2002年4月 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に復帰。
オーケストラはじめ、ソリストや室内楽など幅広く活躍している。
1990年11月の、初来日コンサート以来、毎年のように来日し、コンサートを重ねている。現在、EMIの専属アーティストである。
2006年のNHK大河ドラマ「功名が辻」で、紀行音楽の演奏を担当した。
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