キャトル・クルール 大阪公演

日時:1999年2月9日(火) 会場:豊中市立アクア文化ホール

演奏者:キャトル・クルール(荒川 洋・立花千春・戸田 敦・前田綾子)

プログラム:J.カステレード:笛吹きの休日(4Fl)、F.クーラウ:トリオ ト短調(3Fl)、M.マレ:スペインのラフォリア(Fl solo)、G.ヴェルディ(L.ユグー編):仮面舞踏会によるグランドファンタジー(2Fl+Pf)
C.P.E.バッハ:トリオソナタ ホ長調(2Fl+Pf)、A.シュターミッツ:ロンド・カプリチォーゾ(Fl solo)、E.ボザ:夏山の一日(4Fl)、F.メンデルスゾーン(荒川健秀編):ヴァイオリン協奏曲 ホ短調より第3楽章(4Fl+Pf)
アンコール:リムスキー=コルサコフ「熊蜂の飛行」、ボノー「喜遊曲」
私は今までに、20人ぐらいのフルートアンサンブルや、何百人のフルートオーケストラは聴きに行ったことがありますが、4人のフルートアンサンブルは聴きに行ったことがなかったので、行ってみようとチケットを買いました。

キャトル・クルールとは、どういう意味だろうと思っていましたが、4人(キャトル)が持つカラー(クルール)を出しつつ、新しいハーモニーを創っていくという考えで、昨年の3月に結成されたそうです。

コンサートは、4人が順番に曲目解説をされたので、知らない曲がほとんどだったのですが、とても分かりやすくて良かったです。1曲目の「笛吹きの休日」はフルートアンサンブル曲としては、かなり有名だそうです。

最後のヴァイオリン協奏曲の編曲は、「あたたかい目で聴いてください。」と演奏前にお話されていましたが、私はなかなか味があって面白く感じました。

フルートは、何本か集まると1本だけの時とまったく違う音になるのがとても魅力的だと思っています。この日も新しい曲に出会えて、とても良かったです。 

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