音楽エッセイ

2004/9/25土

映画「アマデウス」のロケ地

 先日、「世界の映画ロケ地大事典」の本を買いました。モーツァルトとサリエリの関係を描いた、1984年の映画「アマデウス」のロケ地の解説ページ(p.43)を読みました。セットが造られたのは4場面のみということで、ほとんどが旧チェコスロバキアでのロケということです。

 本にも、1ページまるまるの解説です。この本には、1,600本以上の映画ロケ地が書かれていますが、1本の映画に、1ページの解説というのは、文章の分量としては、かなり多いほうです。

 モーツァルトが、ウィーンよりもプラハを好んだ、というのは、この本を読んで初めて知りました。私は「アマデウス」の映画を見たことがないのですが、この本を読んでいると、宮殿やお城に行ってみたくなりました。この本は、映画が好きな方だけではなく、海外旅行が好きな方も読まれると楽しいと思います。


2004/9/18土

フルートを持つ女

 17世紀オランダの画家で、フェルメールという人がいます。

 フェルメールの「フルートを持つ女」という絵を見ました。この絵を見た瞬間は、一体どこにフルートが描かれているのだろう、と分かりませんでした。よく見ると左手に持っていました。

 フルート奏者のCDジャケットの場合には、フルートを吹いている写真ではなく、持っている写真の方が多いと思います。でも、絵画の場合には、「笛を吹く少年」のように、フルートを吹いているポーズの方が多いように思いますので、フルートを持っている絵画は珍しいような気がしました。


2004/9/11土

フルートの写真

 このサイトのトップページにフルートの写真をのせていますが、これはこのサイトが何のサイトか見てくださった方にピンときてもらうためでした。私のフルートの写真を、自分で写真撮影しようとしたのですが、どんな角度で撮るかは、少し悩みました。

 フルートを組み立てた状態で、全体をうつすと、まるでお菓子のポッキーのような感じで楽器だということが分かりにくいと思いました。というわけで、楽器ケースに入っている状態で、縦長の写真になるようにうつしました。私自身は、気に入っている写真です。

 今日のエッセイは、「ただいまフルート修行中」と「フルートのCG」のページを見て、思いついて、書きました。


2004/9/4土

会話力の不足

 日本経済新聞夕刊の「人間発見」のコーナーに、先週はさだまさしさんのお話が出ていて、8月27日付の記事がとても印象に残りました。

 「言葉のエネルギーがすごく落ちたような気がします。」「日本人の会話力が不足しているのではないか」というくだりです。たしかに普段の生活でも、話す量がすごく減っているように感じます。今の日本のドラマを見ていても、昔のドラマと比べるとセリフ量がどうしてこんなに少ないのかと思うことがよくあります。

 この記事は、最後は「音楽家の役割、存在意義」についてしめくくってあり、読み応えがある、とてもいい記事でした。


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