音楽エッセイ
2003/11/30日
こういう解説書があると嬉しい
クラシック音楽のコンサートやオペラのプログラムに書いてある曲目、あらすじ紹介は読んでもよく分からないことが、実際多いです。
「リンボウ先生のオペラ講談」の著者、林望さんが、オペラのプログラムに書かれてあるあらすじを読んで腑に落ちたことがないということで、この本を書かれたということです。
この本には、カルメンなど有名なオペラばかりがとりあげられていますし、さらさら読めて面白かったです。私はカルメンのオペラを一度だけ見ましたが、どんなストーリーかもあまり覚えていなかったのですが、この本を読むとまた見てみたいと思うようになりました。
2003/11/22土
白い巨塔
「白い巨塔」のキーワードで検索していたら、偶然「白い巨塔の音楽」という、田宮二郎主演のテレビドラマの時の音楽についてのページを見つけました。このページの中で、「財前の愛人・ケイ子(太地喜和子)はフルートで演出されることが多い。」と書いてありました。
私は、田宮版「白い巨塔」を十数年前に、再放送された時に見たことがありました。太地喜和子演じるケイ子は、好きでしたから、「フルートで演出」というのを見て嬉しくなりました。「白い巨塔」は見入ってしまうので、なかなかバックミュージックを聴くところまで気がまわっていませんでした。
白い巨塔のDVD-BOX1を見なおして、フルートの音が入っているところを一生懸命探しました。バックミュージックにも気を配るとまた新たな見方ができて、いいな、と思いました。
2003/11/15土
項羽と劉邦
この前の「その時歴史が動いた」で、項羽と劉邦をとりあげていました。四面楚歌という言葉は、劉邦軍が項羽の故郷である楚の歌をうたったことからできたということをはじめて知りました。
それにしても、劉邦の軍60万人が、同時にひとつの歌をうたったというのは、よくぴったりとあわせられたな、と思います。年末の1万人の第九でも、1万人もの人が歌うことに驚いていたのですが、その60倍の人数ですから、指揮者がいるわけではないですし、本当にすごいことだと思います。
どんな響きだったのかな、と思います。劉邦の人心掌握術に感心します。
2003/11/8土
作曲マシーン
「メーカーさん、女性はこういうものが欲しいのよ! 」という本を読んでいたら、"口ずさんだものが楽譜で表示される作曲マシーンが欲しい"と書いてありました。
たしかにひらめいたメロディーは、時間がたつと思い出せなくなりますし、こういう器械があれば便利だと思います。
本のイラストには、家の中でコンセントにさしこんで機械を使っている風景が書いてありましたが、どこの場所でひらめくかは分かりませんので、携帯用の機械にしたほうがいいように思いました。
2003/11/1土
アメージング・グレース
10月27日放送の「英語でしゃべらナイト」に綾戸智絵さんが出演されていました。ゴスペルの名曲ということで、「アメージング・グレース」を歌われました。私は、この時はじめて「アメージング・グレース」が、ゴスペルの曲ということを知りました。
今、「アメージング・グレース」というと、今放送中の「白い巨塔」の主題歌を思い出します。あの歌が、ドラマの最後で流れると、ホッとした気分になります。ドラマの初回を見たときに、主題歌として、いい選曲だな、と思いました。
あの女性の高音のきれいな感じから、ゴスペルには結びつきませんでした。「英語でしゃべらナイト」では歌詞が画面に出ましたので、はじめて歌詞も意識して聴きました。
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