音楽エッセイ

2003/10/25土

「女の気持ち」

 10月20日付け毎日新聞の「女の気持ち」の投稿欄に、掲載されていた文章がちょっと印象に残っています。

 「電車にのっていると、バイオリンケースを持った女性ふたりが乗ってきて、赤ちゃんを抱いている人の横のほんの少しの隙間の座席に無理やり座って、化粧をしだしたのを見て、この人たちが演奏するバイオリンは、どんな音がするのかと思った。」という内容でした。

 楽器ケースを持って歩いているというのは、けっこう注目されるものだと改めて感じました。この投稿者の方も、楽器ケースを持っている人だったから、この状況を投稿したと思いますが、持っていなかったら、文章にはしなかっただろうな、と思います。


2003/10/19日

フジ子・ヘミングの軌跡

 10月17日に放送されたドラマ「フジ子・ヘミングの軌跡」を見ました。フジ子・ヘミングという有名なピアニストをドラマにするのは、難しさがかなりあったと思いますが、フジ子・ヘミング役の菅野美穂さんは熱演でした。

 役者さんは、かなりの豪華メンバーで、海外ロケもありました。ジャズシンガーの小林桂も出演していて、その歌声も、印象に残りました。

 ドラマのセリフの中では、フジ子の「私のピアノを喜んでくれる人がひとりでもいるなら、ピアノを弾き続ける。」が一番心に残っています。


2003/10/11日土

第九

 先週、NHKの「スタジオパーク」でなかにし礼さんが出演されていましたので、見ました。ベートーベンの第九の訳詞をした時に、八ヶ月くらいかかったというお話がありました。その日本語詞での合唱が少し流れていましたが、日本語だと言葉の意味がピンとくるので、いいな、と思いました。

 第九といえば、来週の「プロジェクトX」は、第九の話題です。予告映像を見たら、小澤征爾さんの姿がうつっていました。プロジェクトXで音楽ものというのは、珍しいような気がしますので、楽しみです。

 音楽界では有名な話らしいですが、私は知りませんので、番組を期待しています。


2003/10/4土

集客

 先日、WMCメーリングリストの投稿を読んでいましたら、「声楽には集客力がある?」という内容の文章がありました。

 クラシックコンサートの集客は、たしかに大変ですよね。少し前に、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんが「私はあきらめない」の番組に出演されていた時に、「昔は、500人ぐらいの会場でお客さんが30人ぐらいだった時もある。」というお話をされていました。

 私もお客さんが少ないコンサートに、たくさんであったことがありますが、ここまで少ないのにはあったことがありませんので、やや驚いてしまいました。


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