音楽エッセイ
2001年11月分

2001/11/24土

ケネディ

 11/23にケネディとベルリン・フィルのメンバーとのコンサートへ、京都コンサートホールに行ってきました。ケネディが英語でお話しながら、ご自身で舞台上においてある日本語訳をめくっていくという形で進んでいきました。

 ケネディは、お客さんとの対話が本当に上手で楽しくて、ケネディのお話に対して、客席から声がとぶこともあって、こういうコンサートは初めて見ました。演奏ももちろん素晴らしかったのですが、すごく楽しませてくださって、あっというまに時間が過ぎました。

 今回がケネディの初来日ということにも、少し驚いたのですが、聴きに行って本当に良かったです。


2001/11/17土

未来への教室 11/10のNHK「未来への教室」の先生は、チェリストのミッシャ・マイスキーだったので見ました。番組の中で、バッハの無伴奏をマイスキーの1984年と1999年の録音で、聴き比べていました。私は1984年の方のCDを持っているのですが、番組を見てテンポがはやい1999年の方のCDも聴いてみたくなりました。

 でも、マイスキーの言葉で一番印象に残ったのは、「舞台で演奏している時にお客さんが幸福を感じているのが分かると満足感が増します。」「将来君たちがどの職業に就くかは大きな問題ではなくて、誰かのために何かをして幸せを感じてもらうために生きてきている。」とおっしゃったことです。

 舞台で演奏する目的はもっと違うことをおっしゃるかと思っていたのですが、「幸せを感じてもらうため」とおっしゃったのは、本当に感動しました。


2001/11/10土

ミュージカル アメリカのAmazonで注文していた「Rodgers and Hammerstein - The Sound of Movies」が、先日届き、見ました。ロジャースとハマースタインが音楽を担当したミュージカルを紹介しているビデオです。

 このおふたりのコンビの音楽は、聴いたことがありましたが、映像付で見るのは「サウンド・オブ・ミュージック」以外の作品は私にとっては初めてでしたので、とても新鮮でした。「王様と私」は日本語吹き替えもあって、また「サウンド・オブ・ミュージック」では、いろいろな国の言葉での吹き替えがあり、とても楽しめました。

 何かと沈みがちの話題が多いこの頃ですが、このビデオを見て、久しぶりにウキウキした気分になれました。


2001/11/3土

日本最古

 10/30の毎日新聞夕刊に、シーボルト作のピアノ曲がCDになって発売された、という記事がありました。私は、シーボルトに興味があったわけではないのですが、日本最古とか、日本初の曲と言われると貴重な気がして、聴きたくなってしまいます。

 数年前に、シーボルトが使っていたピアノを探すというテレビ番組があって、それを見ていましたが、シーボルトはお医者さんかと思っていたら、音楽もかなりできた人だったのですね。

 毎日新聞に掲載されていたこのCDのジャケットを見ると、当時の人が当時に衣装を着て、ピアノなどの楽器を演奏している絵で、新聞では白黒でしたが、このイラストにもひかれるものがありました。


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