パユのコンサート感想

2002年11月19日(火)19:00
会場:愛知県芸術劇場コンサートホール
共演:エリック・ル・サージュ(ピアノ)

プログラム ・シューマン:子供の情景op.15
・バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータイ短調BWV1013
・ホリガー:無伴奏フルートのためのソナタ
・ボリング:フルートとピアノのための組曲より
・シュルホフ:フルートソナタ
・マルティヌー:フルートソナタ
・リーバーマン:フルートソナタ
アンコール
シューマン:3つのロマンスより第2曲

 1曲目はル・サージュさんのソロです。ル・サージュさんの演奏している時の表情を集中して見ていたのは今回がはじめてでした。良かったです。

 バッハとホリガーの無伴奏フルートは、1曲ずつ交互に演奏されました。1曲ごとにこちらの楽譜をパタン、あちらの楽譜をパタンとめくっていらっしゃいました。音響が素晴らしいホールですので、響いているのがよく分かりました。素敵でした。

 ボリングの曲は、今まで組曲第1番のIrlandaiseとVeloceしか聴いたことがありませんでしたので、かわいらしい雰囲気の曲、かっこいい感じの曲というイメージがありましたが、今回聴いたはじめの2曲は、ロマンチックな雰囲気でとても気に入りました。おふたりの演奏でボリングの組曲全曲を聴いてみたいです。

 後半の曲は、大阪に続いて、聴くのは2度目になります。艶やかな音色でとても良かったです。

 それから、譜めくりの方は、ピアノのところに歩いてくるまでに少し時間がかかりますので、おふたりが定位置に来るまでに舞台袖から出てこられるのですが、どの曲の時か忘れましたが、おふたりが舞台に出て次の曲を演奏されるのかな、と思ったら、演奏せずにまた舞台袖に戻っていかれて、その時に譜めくりの方が出てこられていたのに、またひっこまないといけなくなって、笑いがおこっていた時がありました。

 アンコールが終了して、時計を見ると9時25分頃でした。おふたりのソロも聴けて充実した演奏会でした。
(1階1列14番)


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