パユのコンサート感想

2002年3月17日
会場:東京オペラシティコンサートホール
レ・ヴァン・フランセ

感想: 今回のプログラムは、聴いたことがない曲も多かったのですが、とても楽しく聞けました。皆さん、とても素晴らしかったですが、私の新たなお気に入りは、ホルンの方でした。とても安定したいい音で、良かったです。

 あとはオーボエのルルーが思っていたよりも、かなり大きなアクションで演奏する方で、意外でした。立ち位置もパユの隣がルルーになるのですが、パユに対する視線の回数がかなり頻繁でした。

 6人の演奏位置は後ろにピアノで、5人は、客席から舞台を見て、左から、フルート、オーボエ、バスーン、ホルン、クラリネットでした。パユは、昨年のフルート四重奏でも、昔のベルリン・フィルの14人の時も、舞台に向かって右に位置していたので、今回のように、左に位置して、フルートの口が客席から見えている状態で、珍しかったです。

 演奏は、リムスキー=コルサコフと、プーランクの六重奏曲が座っての演奏で、その他は立っての演奏でした。プログラムの中で一番気に入ったのは、サン=サーンスの曲です。曲のはじまりの3本の管楽器の開放感のある音が、とても印象に残っています。

 プーランクの六重奏曲は、私にしては珍しくコンサートを聴きに行く前に、CDで何度も聴いていましたので、聴きやすくて、生ならではの迫力が感じられて良かったです。(1階1列14番)


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