共演者達のプロフィール
ドミトリー・シトコヴェツキーのプロフィール
ドミトリー・シトコヴェツキー(Dmitry Ditkovetsky)のプロフィール
【パユとの日本での共演時期:2013年2月】
ドミトリー・シトコヴェツキーは、ヴァイオリニスト、指揮者、編曲者といった多様な芸術面において、キャリアを築きあげることに成功した数少ないアーティストのひとりである。
アゼルバイジャン共和国のバクー生まれ。モスクワ音楽院で学んだ後、ジュリアード音楽院にて研鑽を積んだ。ソリストとして、ベルリン・フィル、ニューヨークフィル、ロサンゼルスフィル、ライプツィヒ・ゲバントハウス管、コンセルトヘボウ管、N響、シカゴ響、フィラデルフィア管、クリーヴランド管といった世界一流のオーケストラと数多く共演している。
また、世界各地の主要音楽祭にも定期的に招かれ、ザルツブルグ、ルツェルン、エディンバラ。ヴェルビエ、イスタンブール、ニューポート、フェスティバル・デル・ソーレ(ナパ・ヴァレー)といった音楽祭に参加。
近年では指揮者としての活動も多く、2003年よりグリーンズボロ交響楽団の音楽監督を務めているほか、ロンドン・フィル、ロイヤル・フィル、BBC響、サンフランシスコ響、東京都交響楽団、チャイナ・フィル等を指揮。
録音においても、主要なヴァイオリン協奏曲のすべてを録音しているほか、室内楽作品やオーケストラ作品も多数録音。弦楽合奏団用に編曲したバッハ「ゴルトベルク変奏曲」は各地で称賛されている。
2010年にはヘンスラー・クラシックよりパッパーノおよびリフシッツとモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集を録音し、リリースしている。