共演者達のプロフィール

アグニエシュカ・ドゥチマルのプロフィール

アグニエシュカ・ドゥチマル(Agnieszka Duczmal)のプロフィール
【パユとの日本での共演時期:2012年11月、12月】

 ポーランドで最も有名な女性指揮者。音楽一家に生まれ育ち、1971年にポズナン高等音楽院にてヴィルド・クルツェミンスキー教授に指揮を師事し、優秀な成績で卒業。同年ポズナン国立フィルハーモニックにて、アシスタント・コンダクターを務め、その後はポズナン歌劇場にて指揮者としての活動を開始。ポーランドで初演されたブリテンの「真夏の夜の夢」やヴェルディ「リゴレット」、そしてプロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」などを手掛けている。

 1970年、ポーランドのカトヴィツェにて行われた第1回ポーランド国立指揮者コンクールに入賞、1975年にはベルリンで行われたヘルベルト・フォン・カラヤン国際コンクールで、名誉賞を受賞した。その1年後には西ベルリンで開催されたインターナショナル・ミーティング・オブ・ヤング・オーケストラでヘルベルト・フォン・カラヤン・シルバーメダルを受賞。

 1982年にはユネスコ支援の下、文化的、科学的に社会に卓越した業績を残したものとして、イタリア大統領より「世界の女性」の称号を授与された。

 海外のオーケストラにも客演しており、ミラノ・スカラ座で初めて演奏をした女性指揮者である。自ら創設したポーランド放送室内合奏団を率いて、ヨーロッパ、北米、南米、アフリカ、アジアで数多くのツアーを行い、世界のトップソリストたちと共演を重ねている。

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