CD

抜釘手術をしました

  • コピーしました

 2023年7月に、左膝蓋骨を骨折して手術をして、その時に入れたピンとワイヤーを抜く手術をすることになり、2024年7月8日に手術前検査に行きました。

 

 ピンとワイヤーを設置してくださった先生は別の病院に行かれましたので、今回は新しい先生です。受付票で、新しい先生の名前が出ていました。マンガ「DOCTOR PRICE 3」を読んで、厚生労働省の医師検索のページがあると知り、検索しました。

 

 診察時間になり、診察室のドアを開ける時、緊張しました。かわいい顔の先生でした。良かったです。大切なのは顔ではなくて、手術の腕ですが。

 

 気さくな先生で、たくさん話をしてくださいました。17分間の診察の後、手術前検査で、血液検査、心電図、CT、レントゲンと行き、また診察室に戻り12分間の診察でした。

 

 最初の診察で、傷を見せると「長いですね。膝蓋骨がかなり離れていたので、引き寄せるのが難しかったと思います」と言われました。検査後の診察で、「骨は完璧にくっついています。骨折線がまったく見えない」と言われました。やはり手術してくださった先生は上手だったのだな、と嬉しくなりました。「ピンは下から刺してあるので、下から抜きます。ワイヤーがもしも切れたら、上も切って抜くこともあるかもしれませんが。方針としては下から抜きます」とのことでした。

 

 4枚の同意書にサインしました。輸血の同意書もありました。でも、「この部分には、太い血管はないから、輸血することはまずないです。同意書は一応もらいますが」と言われて、ホッとしました。輸血は本当に怖いですので。

 

 診察からの帰り際、「入院日にお会いできるのを楽しみにしています」と言われて、「おしゃれなことを言うな」と思いましたが、私は「はい、よろしくお願いします」としか言えませんでした。後から考えていて、「私も楽しみにしています」くらい言えばよかったな、と思いました。

 

 病院のシステムが変わったということで、手術日までに、歯と麻酔の診察が必要とのことで、7月11日にその診察をしました。手術日は7月19日に決まりました。入院は、7月18日から7月20日です。 

 

 7月11日に、パジャマとタオルなどのセットを頼みました。1日530円です。昨年はなかったステレオイヤホンと櫛が入っていました。

 

 7月18日の午前10時半に、入院受付をしました。私の病室は午後から空くとのことで、一旦、観察室に入りました。個室でした。

 

 手術は、7月19日午後1時からの予定で、7月18日午後9時以降は絶食、7月19日午前6時からは水も飲めない、と看護師さんから、説明を受けました。

 

 午後1時過ぎに、私の病室に移り、午後1時半に、シャワーをしに行きました。午後2時半に、担当の先生が病室に来てくださいました。「血圧が高いですね」と言われました。「病院で測ると、高くなるんです。それから、抜いたピンとワイヤーが欲しいです」と言いました。「ワイヤーは何箇所も切って、渡せないかもしれませんが、ピンは渡せます」と言われました。

 

 午後3時50分に、手術室の看護師さんが説明に来られました。

 

 夕食を持って来られた看護師さんが、「前、入院されていましたか。顔を見て分かりました」と覚えていてくださっていて、嬉しかったです。

 

 7月19日の朝9時に、担当の執刀医の先生が病室に来てくださいました。「昨日はよく眠れましたか」と聞いてくださいました。10時に手術着に着替えて、11時前から、点滴開始しました。

 

 午後1時開始の予定でしたが、午後2時10分に手術室に入りました。手術室に歩いて行く途中で、偶然、昨年お世話になった理学療法士さんに会いました。車椅子を押されてました。私のことを覚えていてくださいました。「久しぶり」と言われました。

 

 手術では、メガネを外さないといけないのですが、私はメガネを外すと何も見えないので、手術室まではメガネをかけていき、手術台にあがった後、看護師さんがメガネを私の病室に運んでくださいました。メガネをかけて手術室まで歩いて行ったので、理学療法士さんにも気づけて良かったです。手術は全身麻酔でした。

 

 手術室に入った時は、何も音楽はかかっていませんでしたが、手術が終わった時には、何か音楽がかかっているのが分かりました。手術室で目が覚めたのが、午後4時半でした。私が「抜いたピンが欲しい」と言っていましたので、先生が私の目の前で、袋に入った2本のピンを見せてくださいました。ワイヤーは細かく切ったということで、ピンだけもらいました。長い方が5.4cmで、短い方が4.8cmです。

左膝から抜いたピン2本

 何針縫ったか、先生に聞いたら、10針くらい、とのことでした。

 

 午後4時40分に病室に戻って来ました。その時、足の痛みはなかったです。左足もそれなりに、曲がりました。ピンとワイヤーを入れている時も違和感はありませんでしたが、抜いても、それほど感覚の変化はありませんでした。

 

 直後に、先生が病室に来てくださって、「次の診察日は、7月29日。旅行に間に合いますよね」と言われました。7月8日の診察日に、「お盆に海外旅行する」と話していました。「この時に、抜糸です。抜糸といっても、溶ける糸なので、テープをはがすだけです」

 

 看護師さんから、「トイレに行く時は、看護師を呼んでください」と言われました。尿管は入れなかったとのことです。

 

 午後6時10分頃、先生が「縫い目を見せてください」と病室に来られました。「少し血が出るくらいに、緩めに縫っています。いい感じです」とのことでした。

 

 午後7時10分頃、看護師さんと車椅子でトイレに行きました。体にいろいろな線がついていますし、左足がふらついているので、点滴が続く7月20日午前9時までは、トイレに行く時は、看護師さんを呼ばなければ、と思いました。

 

 午後8時半に水が飲めるかを確認してから、軽食を食べました。食後の痛み止めの薬が出ましたが、私は飲みませんでした。

 

 19日の手術後すぐに、左膝は90度強曲がりました。20日の朝6時頃には、今回の手術前とだいたい同じくらいに、左膝は曲がるようになっていました。

 

 20日の午前10時に退院して、駅まで歩き、電車に乗って家まで帰りました。階段の上り下りも、普通に右左とできました。ただ、心配もあって、手すりを持っていました。歩く時は、縫い目のつっぱり感を感じるくらいで、普通に歩けました。でも、家の階段は20cmありますので、右左と行くと、膝のつっぱり感がかなりあります。抜糸するまでは、家の階段は、一段ずつ上り下りしようかな、と思いました。

 

 7月20日に家で、シャワーをあびました。傷口がぬれてはいけない、ということで、手術前に、防水シャワーカバーを買っていました。左足を濡らさずに、うまくできました。

 

 7月21日に買い物に出かけると、左足の曲がり具合が悪くなっているかな、と思いました。なぜだろう、と考えると、手術後、病室で左膝を冷やしていましたが、退院後はまったく冷やしていなかったので、それが原因かな、と思い、左膝を保冷剤で冷やすようにしました。それで、また普通に曲がるようになりました。

 

 シャワーは、7月28日まで、防水カバーをつけて、左足が濡れないようにしました。

 

 7月29日に、抜糸のための診察でした。私が「すんなりピンは抜けましたか」と質問すると、「すんなり抜けました。ピンはどうしたのですか」と言われ、「財布の中に入れています。周りの人に見せています」と答えました。

 

 先生に「ピンを抜く時、骨膜が分厚いので、驚きました」と言われました。レントゲン写真を見ると、膝蓋骨はきれいにくっついてるな、と思いました。先生に「膝はまっすぐできますか。どれくらい曲がりますか」と聞かれました。「いいですね」と言われました。

 

 この日から、普通にシャワーをするようにしました。

 

 この次の診察は、9月2日です。ピンを抜いたところは骨に穴が開く状態になるので、それを見る、とのことです。これが最後の診察になります。

 

  9月2日に、診察がありました。レントゲン写真を見ながら、「どこが2本のピンを抜いたところですか」と質問して、先生に、「足の曲げ伸ばしをしてみてください」と言われてして、「伸ばすのは完全にできますね。曲げるのも140度できてますね」と言われました。

 

 そして、先生から、「ドバイに旅行されたのですよね」と言われました。7月29日の診察の時、「ドバイ旅行をした写真を見せてくださいね」と言われていましたので、4枚の写真を準備していました。それを先生に見せながら、「ドバイまでの10時間のフライトでも、左足は疲れませんでした」などなど、お話しました。左足は順調ということで、これで診察終了となりました。

 

 ピンとワイヤーを設置してくださった先生も、抜いてくださった先生も、3時間くらい話せるな、と思うくらい弁の立つ先生で、若くて優秀で素敵で、私はとても恵まれました。

 

 リハビリについても、まとめます。リハビリの最初に「正座が一番難しい」と言われましたが、私は「私の生活の中で、正座をする場面はありませんので、必要ありません」と言いました。私は、もともと正座は足に良くないと思っていて、骨折前に、たまに畳の場所に行っても、正座はしていませんでした。

 

 リハビリについては、私は楽器を趣味で演奏しますので、楽器も週1回のレッスンに行っていますが、家で練習しないと上達しないことは分かっていましたから、リハビリも週に1回病院でしましたが、家で自分でしないと、膝は曲がらない、と最初から認識していました。

 

 膝を曲げるのが、90度で止まっていた時、理学療法士さんに、「自主練をする人はすぐに曲がる。しない人はずっと曲がらない」とはっきりと言われて、自分で曲げる頻度をあげました。

 

 理学療法士さんにも恵まれました。私の膝蓋骨骨折について、文章を書くのは、これで最後ですので、今までに書いた文章を、下に目次として書いておきます。

 

浴室に手すりをつけた(2023年8月12日)

足のリハビリ(2023年8月19日)

足のリハビリ2-ニーブレースがとれた(2023年9月23日)

足の骨折の診察(2023年10月7日)

久しぶりにフルートを吹いた(2023年10月14日)

足のリハビリ3(2023年12月9日)

左膝蓋骨骨折のリハビリまとめ(2023年12月29日)長文

理学療法士さんとお別れ(2024年1月13日)

長時間座っていると疲れる(2024年2月24日)

主治医の先生とお別れ(2024年3月16日)

和式トイレを使えるか(2024年5月18日)

  • コピーしました

   CD 

このサイトでは、アフィリエイト広告を使用しています。