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新聞小説「マチネの終わりに」を読んでいます

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 3月から毎日新聞で連載が始まった、平野啓一郎著「マチネの終わりに」を読んでいます。この物語の主人公は、日本人クラシックギタリストです。クラシックギタリストが主人公の小説は、私は、パッと思いつきませんので、主人公の職業が分かった時点で、まず引き込まれました。このギタリストは経歴が輝かしく、サントリーホールでコンサートをおこなうシーンがありました。

 まず、アランフェス協奏曲を演奏して、その後、アンコールでひとりで数曲を演奏する描写があるのですが、演奏の表現をこのようにするのか、ととても参考になりました。音楽を文字で表現するのは難しいのですが、読んでいて、さすがだな、と思いました。

 このクラシックギタリスト、蒔野(まきの)がある女性を紹介されるのですが、どんどんと面白くなりそうで、これから毎日小説を読むのが楽しみです。今まで、いくつか新聞連載の小説を読んだことがありますが、最初からこんなに引き込まれたのは、初めてです。

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