本
階段とエスカレーター
本「世界最先端の研究が教える新事実 行動経済学BEST100」に、スウェーデンのストックホルム駅の階段を、みんなに使ってもらえるように、階段のデザインをピアノの鍵盤にして、階段を上ると、音が出るようにした、という話があります。感心しました。
たしかに、コンサートホールでも、階段とエスカレーターが隣にある場合、階段の幅は、かなり広いのに、階段はほとんど誰も使いません。私が、梅田芸術劇場に行った時、係員が「階段もお使いください」と叫んでいましたが、誰ひとり階段を上りませんでした。
つまり、エスカレーターがものすごく混んで、客席に行くまでに時間がかかります。係員が叫んでも、何も変わりません。階段を使ってもらえるような設計にしないかぎり、どうしようもないですね。
