本
名声にこたえさせる
D・カーネギー協会編「人を動かす2」を読んでいましたら、ボストンフィルの指揮者ベンジャミン・ザンダーのエピソードがありました。ベンジャミン・ザンダーについては、過去の音楽エッセイにも書いていました。実は、検索するまで、私自身書いたことを忘れていたのですが。
「人を動かす2」に書いてあったのは、ザンダーが音楽学校の生徒たち全員に「優」をつけることにしたというエピソードです。私は、この文章を最初読んだ時には、これでどうして生徒たちが変化していくのかが、正直なところよく分かりませんでした。何回か繰り返して読んで、なんとなく分かるような気分になってきました。
この本に、ザンダー夫妻は、「チャンスを広げる思考トレーニング」という本を出されていることも書いてありました。奥様は、カウンセラーです。こちらの本も、面白そうです。