新聞記事
時代の証言者 小林研一郎
読売新聞に「時代の証言者」というコーナーがあります。ひとりの方についての何回かの連載記事です。先日は、指揮者の小林研一郎さんでしのたで、読んでいました。
私は、小林研一郎さんは、指揮者としてはけっこうすんなりとお仕事されているようなイメージを持っていましたが、この記事を読むと、ハンガリーの指揮者コンクールで優勝されるまではけっこう苦労されていたのだな、と初めて知りました。このコンクールも申し込みの締め切りを過ぎていたということで、ひとづてに頼んで出場できたということでした。
この記事中にも書かれていましたが、指揮者コンクールは、優勝しても、1年もたたないうちに消えていく人も多いのですね。優勝しても消えていくというのは、指揮者に限らないでしょうけれど。消えていく人と、続いていく人は、どこが違うのだろうかと、よく考えます。