エリック・スペレールのオーボエマスタークラス(2024年12月13日)
12月13日に、ドルチェ楽器大阪店に、エリック・スペレールのオーボエマスタークラスに行ってきました。
まず、ロレー社のオーボエについてのお話が、15分程度ありました。この時は英語でした。
つづいて、マスタークラスでした。フランス語でした。レッスン曲は、ドラティ: デュオ・コンチェルタンテ。
一通りの生徒さんの演奏が終わった時、「演奏中、何を考えていますか」と質問されました。
短い音も、リズミックに、音楽的に。
フレーズの最後にブレスする時、音楽を切らないように。
ブレスをとった後は、リラックスしていないといけない。
ブレスの後、高音のミか、低音のミかでは、ブレスの仕方が違う。
鼻でブレスをすると、同じブレスになるので、危険。
冒頭は、暴力的なキャラクター。ピアノに応えないといけない。それから、あなたが溶けていく。
タタンは、拍に変化をつける。
息はもっと心地よく。弦楽器の弓の圧が強い感じに聞こえる。
くちびるは、4つのポイントを考える。2つのポイントしか考えていないと、ギュッとつむる感じになってしまう。
舌は音楽の中にないといけない。トゥかドゥかハか。
中音と高音で、アタックなしで音を出す練習をする。
第2楽章は、ピアノとオーボエがお互いに聴きすぎるとダメ。
表現は、リズムからも来る。体がもっとリズムを感じないといけない。