テレビ
ウルトラセブンとシューマン
「ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた」の本を読みました。私にとってのウルトラセブンは、再放送で何話か見たことがあるかな、というぐらいの存在です。
この本では、ウルトラセブンの最終回で流れたピアノ協奏曲が、誰の演奏なのかということを突き止めていくというのが、読みどころだと思います。どういう風に、いつ分かるのか、推理もののような感じもあり、とても楽しく読めました。この著者さんは、ウルトラセブンの最終回から7年かけてようやく誰の演奏かをつきとめます。
これだけ熱意を持って探された演奏ということで、私も、その演奏を聞いてみました。ピアノはリパッティ、指揮はカラヤンのシューマン:ピアノ協奏曲です。この本を読んで、ウルトラセブンも見てみたくなりました。