コンサート
本番の舞台上を歩いたお客さん
9月16日に、パユとリヴェのコンサートに兵庫県立芸術文化センター小ホールに行ってきました。お客さん層を見ると、パユのファンが来ているというよりも、ホールの会員さんが来ているという感じでした。
本番中に驚くことが起きました。パユがフルートソロを演奏し終わった後、最前列に座っていたお客さんが突然立って、何か袋を持って客席から舞台にあがって、パユにそれを渡しました。パユは、譜面台の足元にそれを置いて、次の曲を演奏しました。
そして、アンコール曲1曲目を演奏し終わった後だったでしょうか、またその同じお客さんが、再び客席から舞台にあがってきて、パユが譜面台の足元に置いた袋を、持ち上げて再びパユに渡したのです。本当に驚きました。ここで初めて、ホールの係員がふたり登場しました。ひとりは舞台袖から舞台に、その袋を引き取るために、もうひとりは、そのお客さんに注意していました。私は、これまでいろいろなコンサートに行きましたが、本番の最中にお客さんが舞台を歩いたのは初めて見ました。