コンサート

名前を覚えてもらうこと

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 パユは、第2回神戸国際フルートコンクールに出場した時、出場案内が来なかったので、「なぜ、僕には出場案内が来ないのでしょうか」と問い合わせされました。その時の答えは、「あまりにも上手で、自分で演奏しているとは思わなかったから」で、「『僕が演奏しました』と一生懸命説明した」ということでした。これは、何回も記事になっています。よく問い合わせしてくださったな、と思います。

 本当のところは、当時のパユは、無名でしたので、演奏を聴いていなかったのです。昔は、第1次審査に進めた人しか、お金を払わなくてもよかったので、こういうことが起こったのでしょう。それでも、聴かないというのは、どうかと思いますが。今は、申し込みの時点でお金を払わないといけませんので、こんなことはないはずです。

 コンクールでも、無名なら演奏を聴かれないのに、無名の演奏家のコンサートに、お客さんがお金を払って行くはずがありません。ですから、まずは名前を覚えてもらうことから、出発です。

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