シルヴィア・カレッドゥとパトリック・メッシーナ
10月8日に、ドルチェ・アートホールOsakaへ、シルヴィア・カレッドゥ、バトリック・メッシーナ、広瀬悦子のトリオ・セレナーデのコンサートへ行ってきました。1部、2部ともです。
その中で、「ツィン・ツィーツ」というフルートとクラリネットで演奏する曲がありました。この曲では、譜面台2台を横に並べて、紙の楽譜をびろびろっと長く置いていました。おふたりの目線を見ると、楽譜は多分、フルートとクラリネットの二段で書かれていたと思います。
私の座席からは、譜面台に隠れて、カレッドゥの顔が見えない状態でした。この曲の途中で、カレッドゥの咳が聞こえましたが、カレッドゥの演奏の様子はまったく見えていなかったので、1回目の咳では、「特殊奏法の一種かな」と一瞬、思いました。でも、2回目のゴホゴホという咳があって、「咳をしているんだな」と分かりました。
メッシーナも演奏をやめて、カレッドゥに「大丈夫? 演奏を続けられる?」と聞いて、「大丈夫」ということで、メッシーナが、楽譜を指さして、「ここから」と指示して、演奏が続きました。この時のメッシーナの様子が、すごく優しく見えました。これは、1部の話です。2部も同じ曲を演奏されましたが、なにごともなく、無事に演奏を終えられました。
下に、10月11日のパトリック・メッシーナのマスタークラスのツイートを貼っておきます。東京ではなく、大阪なら、私も聴きに行きたかったです。
10/11 パトリック・メッシーナ氏のマスタークラス、終了しました!4名の受講生、通訳は井上朋実さんです。
【共催】株式会社ドルチェ楽器
【協力】株式会社Locatell pic.twitter.com/ptcttORed1— 日本クラリネット協会 (@jpClarinetorg) October 12, 2022