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ルノワール作 「ピアノに向かう 二人の若い娘」 |
先週、毎日新聞を読んでいたら「ウィーン・フィルに初の日本人」というタイトルの記事がありましたので、「えっ」と驚きつつ、でも東京の人なのかな、と思っていたら、記事を読むと、なんと出身は関西の方で、とても嬉しくなりました。
海外のオーケストラを見て聴くときは、やはり、日本人奏者がオーケストラにいるのといないのとでは、やはり聴き方の熱心さが変わるような気がします。
この初の日本人は、チューバ奏者の杉山康人さんです。ウィーンで活躍して欲しいです。
NHKでテレビ放送している「ものしり一夜づけ」は、漫才師が交替で司会をしていて、テーマも毎回違うので、面白く見ています。
先週は、宮本武蔵をテーマに武道についての話でした。その中で「和太鼓のバチさばきに武道の極意を感じる」という話が出てきました。要するに、バチをふりあげている時から、音は鳴っていないけれども、音はそこからはじまっているということです。
以前、パユと和太鼓奏者の林英哲さんの共演がありましたので、聴きに行きました。その時は、和太鼓のバチさばきの間(ま)というものを、それほど注目して見ていませんでしたので、なるほどな、と思いました。
楽天市場をいろいろと見ていたら、 癒し音楽専門店がありました。今の時代は、やはり癒しがうけいれられるのかな、と思います。
ここのお店は、売上ランキングが書いてありますから、他の人がどんな癒しを求めているのかが分かって面白いです。5月の1位は、「究極の眠れるCD」でした。なかなか寝付けない人が多いのですね。
そういう私も、かなり前ですが、なかなか眠れない時期があって、当時はテープでしたが、こういうテープを買ったことがあります。
「エブリデイ・ジーニアス」という本を読みました。この本は、新しい学習法がたくさん書かれている本で、学習に音楽を使うと、長期記憶がよりよく定着する、文章がすらすら書けるようになる、ということも書いてありました。
長期記憶定着には、ベートーベン「ピアノ協奏曲第5番」がいいなど、具体的な曲名が書いてあって、私はすぐに、「ピアノ協奏曲第5番」のCDをかけてしまいました。それにしても、この本に書かれてある学習法は今までに聞いたことがないものばかりで、すごいと思いました。
この本は、もともとアメリカの本で日本語に翻訳されたのは、つい最近なのですが、アメリカでの初版が15年前ということで、こんなに前に発売されていたことに、ショックを受けました。
小田島雄志さんの著書「シェイクスピアに学ぶ老いの知恵」を読んでいると、「癒し」という章がありました。(P.111)試験に失敗したときに、音楽に慰められたということが書いてありました。
その音楽が、ロマンチックな雰囲気の音楽ではなく、それまでは乾いた音楽だと思っていた「バッハ:フーガの技法」だった、という話でした。
私は、落ち込んだ時に、音楽を聴こうとはあまり思ったことがなく、心から音楽になぐさめられたと感じたことがまだないのですが、こういうことを体験すると、音楽に対する考え方も、また新たになるのかな、と感じました。
23日に放送されたドラマ「音の犯罪捜査官」を見ました。新聞のテレビ欄で「オーケストラの音が・・・」と書いてあったからです。ドラマの中で、オーケストラのリハーサルと本番の音をひとりひとり、違いがあるかどうか調べていました。
そのシーンで、説明にとりあげられていた楽器がフルートでした。リハーサルと本番の音のデータを画面で見せて「フルートは同じですね。」と言っていましたが、私は画面を見た瞬間には分かりませんでした。それより、そのフルート奏者の方が聞いたことがあるお名前でしたので、その方が驚きました。
私自身のフルートの発表会でも、リハーサルと本番の音を、データにとったら違いに出るものなのかな、と見てみたい気がしました。
最近、「質問力」というタイトルの本が多いです。齋藤孝さんの「質問力」を立ち読みしていたら、「プレイボーイ・インタビューズ」の本の質問についてとりあげられていました。
書かれていた質問相手はトランペッターです。「好奇心はあなたの音楽にどんな役割をはたしているか。」というように質問は短いけれど、長い答えを導き出せる質問で素晴らしい、と書かれていました。
たしかにインタビューは質問者によって、「こんな話はすでに聞いたよ。」と思うつまらないものになることもあるし、「充実しているな。」とインタビューで感動できることもありますし、さまざまです。パユが雑誌等でインタビューを受ける時には、いい質問者に質問して欲しいと、いつも思っています。
先日、「TVチャンピオン」(テレビ東京系)を見ていたら、「建築模型士王」でした。建築模型は、あまりなじみがないし、建築模型専門の人がいるんだな、というぐらいの気持ちで、番組を見ていました。
見ながら、「そういえば、大阪にザ・シンフォニーホールができた時、シンフォニーホールが誕生するまでというような番組があって、シンフォニーホールを何分の1かに縮小した模型で音響テストをしていたな。」ということを思い出しました。
小さな模型の中に、人が入って舞台の上につりさがっている反響板の角度を調節していました。その様子を見ながら、「ガリバーの小人の国のようですね。」とたしか言っていました。大阪にシンフォニーホールができた時の印象は、とても強くあり、当時、シンフォニーホールについて書かれた「残響2秒」という本も買いました。
京都に、世界初の音を売る専門店「オトキノコ」が開店しました。川や、風などの自然の音などがあるらしいです。どんな人が音を買うのか、不思議な気もしますが、音を売るというのは面白い発想だと思いました。
5月1日付の日本経済新聞でも、石の楽器を演奏するツトム・ヤマシタさんの対談記事がありました。「西洋音楽の限界を感じて京都に戻った。」と書いてありました。ヤマシタさんが演奏する石の楽器サヌカイトの音域は、ピアノの上下1オクタープもあるらしいです。
石の楽器から、きれいな音が出るという発想がありませんでしたが、サヌカイトの演奏は、かなりいいみたいです。生で聴いてみたいです。
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