佐渡裕 20世紀の交響楽展

日時:1999年7月3日(土) 会場:ザ・シンフォニーホール

演奏者:佐渡裕(指揮)、工藤重典(フルート)、大阪フィルハーモニー交響楽団

プログラム:ラヴェル:「ラ・ヴァルス」、イベール:「フルート協奏曲」、フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」、ラヴェル:「ボレロ」
 オーケストラのコンサートを聴きに行くのは、すごく久しぶりで、聴いていてとても心地よくなりました。1曲目から迫力のある晴れやかな曲で、圧倒されました。佐渡さんが指揮台でジャンプする姿も見れましたし満足です。

 次のフルート協奏曲もとても良かったです。協奏曲は、指揮者とソリストが背中あわせで演奏していることが多いですが、今回は工藤さんが指揮者の佐渡さんと顔があわせられる状態で立って演奏されていました。演奏後は工藤さんのにこにことした笑顔も出ていました。

 フォーレのシシリエンヌは、フルートのみでよく演奏されますが、管弦楽で聴くと味わいが違って新鮮でした。ラヴェルのボレロは聴いていてとても興奮でき、色々な楽器の音が、単独で聴ける曲なので大好きです。

 今回のプログラムはフルートが目立つ曲が多かったですし、私が好きな佐渡さんの指揮と、工藤さんのフルートの共演で最高でした。

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