8月29日にシアターBRAVA!で行われた「ガラスの仮面」の音楽劇を見に行ってきました。蜷川幸雄さんの演出です。蜷川さん演出の舞台を生で見るのは初めてでした。音楽劇というのは、ミュージカルとは、一応違うようです。音楽劇の方がお芝居の要素が強いということです。ですから、歌も歌いますが、話すような感じの歌い方でした。
舞台は、原作の最初からジーナを演じるところまででした。やはり演出は素晴らしかったです。舞台の上で、数回雨が降りました。本物の水が流れたのです。これには、もうびっくりです。水の片付けもするのですが、進行のじゃまにならないようにうまくするのです。
あとは、歌を芝居の説明に使う箇所があって、それにも感心しました。心の中の声は、舞台では出せませんので、それをまわりの人が歌で表現するのです。本当に刺激を受けた舞台でした。東京はもう終わっていますので、あとは大阪と九州だけですが、おすすめです。