芸術新潮 2008年 11月号は、手塚治虫さんの特集でしたので、読んでいました。そこに、手塚治虫さんの未完の遺作のひとつである「ルードウィヒ・B 」について、書かれている箇所がありました。
「ルードウィヒ・B」に登場するモーツァルトのセリフが掲載されていました。「新人というのは、自分が一番書きやすいものを持ってくる。でも、こちらからこのテーマで書きなさいと言うと、とたんに閉口する。それがその新人の実力なんだ」
このセリフには、ぎくりとなりました。「ルードウィヒ・B」という作品のことも、今回初めて知りました。読みたくなりました。