私は、山崎豊子さんの作品が好きで、ほぼ読んでいますが、「大地の子」と「二つの祖国」は、まだ読んでいませんでした。大地の子は、日本人として、読まなければいけない作品と、思っていましたが、今まで読めず、やっと今読んでいます。
「大地の子」の中で、主人公の陸一心が、羊飼いをしている時に、遠くから聞こえてくる口笛のメロディーに、何の曲か分からないのに、胸を締め付けられるように、切なく響く、というシーンがあります。このメロディーは、「さくらさくら」なのですが、このシーンは、泣けるような、考えさせられるような気持ちになります。
まだ、「大地の子」は、第1巻を読んでいる途中ですが、日本人としては、読んでいるのが辛いシーンが多数です。