以前に、「フルート 刺繍」で、検索して来られた方がいらっしゃいましたので、楽天市場で、検索してみました。そうしましたら、フルートの刺繍柄の本がありました。
私が小さい頃は、家に、刺繍するためのデザイン本が何冊かありましたので、刺繍には少し思い入れがあります。でも、私が見ていた刺繍本には、楽器のデザインは、掲載されていなかったように思います。
刺繍は、おしゃれで上品な感じがするので、好きです。
人からビジネスの役に立つとすすめられて、マンガ「コンシェルジュ」を読んでいます。コンシェルジュ2巻に、フルートが登場するエピソードがあります。でも、このフルートを演奏している絵が変なのです。キーと指の位置関係がおかしいですし、演奏姿も、手の角度がかなり変です。
こんな状態では、フルートが演奏できないと、つっこみを入れてしまいました。ストーリーも、2巻まではどうかな、と思っていましたが、3巻に入ると、コンシェルジュ部門に新人が入ってきて、ストーリーもしっかりとしてきました。
サービス業に役立つマンガということでしたら、私は個人的に「バーテンダー」がかなりおすすめです。読んでいて、震えました。それに、私はお酒を飲みませんが、読んでいるとお酒を飲みたくなりました。
先日、朝日新聞で、第11回手塚治虫文化賞の記事を読みました。大賞は、山岸涼子さんの「舞姫(テレプシコーラ)」でした。第1次選考で、2位になった「のためカンタービレ」は、辞退されて、大賞は、文句なしで、「舞姫(テレプシコーラ)」になったそうです。どうして、辞退されたのでしょうね。
私は、「舞姫(テレプシコーラ)」という作品は、この新聞記事で初めて知りました。バレエのお話のようです。アマゾンのレビューを読みましたら、かなりよさそうです。「舞姫(テレプシコーラ)6」のレビューに、「音楽から踊りが見える天分を持っている」と書いてありました。
これを見て、この作品を本当に読みたくなりました。音楽から踊りが見えるというのを絵でどのように表現しているのかな、と思ったからです。私は、「アラベスク」も読んでいませんので、一緒に読みたくなりました。
元タワーレコードジャパンCEOの、キース・カフーンさんのインタビューを聞きました。タワーレコードが日本で出店した時、パイオニアのような存在だったとは、初めて知りました。
インタビューの中では、「才能ある日本人ミュージシャンが生計を立てていけるようになるために、何かアドバイスはありませんか?」という質問に対する答えがとても良かったです。
無名のミュージシャンが、世間にアピールする手段は、インターネットが発達している今の方が、方法がたくさんあるのだな、と思いました。
先日読みましたこちらの本に、「歴史は繰り返すのだろうか?」という項があり、音楽CDからiPodに移っていることに触れて、これは昔のEP盤が全盛だった時と、本質は変わりません、と書いてありました。
私は、いまだにCD派ですが、たしかに、たくさん入っている曲の中でも、聴きたい曲というのは、限られていて、その曲ばかりを聴きたい気分だというのが、本当のところです。
CDプレイヤーにも、同じトラックを繰り返して聴けるようにしたり、自分が好きな順番で曲を聴けるように設定もできるようですが、私はその機能は、使ったことがありません。
私は、山崎豊子さんの作品が好きで、ほぼ読んでいますが、「大地の子」と「二つの祖国」は、まだ読んでいませんでした。大地の子は、日本人として、読まなければいけない作品と、思っていましたが、今まで読めず、やっと今読んでいます。
「大地の子」の中で、主人公の陸一心が、羊飼いをしている時に、遠くから聞こえてくる口笛のメロディーに、何の曲か分からないのに、胸を締め付けられるように、切なく響く、というシーンがあります。このメロディーは、「さくらさくら」なのですが、このシーンは、泣けるような、考えさせられるような気持ちになります。
まだ、「大地の子」は、第1巻を読んでいる途中ですが、日本人としては、読んでいるのが辛いシーンが多数です。
音楽教室を舞台にした小説「愛の挨拶」があることを、偶然知りました。この本の紹介を読んでいると、なかなか良さそうな小説なのかな、と思いました。私は、それよりも、著者が本岡 類さんだ、ということに目がとまりました。
私は、10年以上前だったでしょうか。本岡 類さんの著書「奥羽路 七冠王の殺人」を読んで、かなりひきこまれました。テーマがまた全然違うものを書かれているのだな、と思いました。
「愛の挨拶」は、本の表紙のデザインも、とても素敵だな、と思いました。やわらかい感じのホッとするようなデザインです。
5月9日の朝日新聞に、「音楽と政治」小泉元首相に聞く、という記事があり、この記事で、小泉さんが出された「音楽遍歴」という本のことを知りました。
この朝日新聞の記事は、けっこう大きいです。内容もけっこう面白く、本に対する興味もそそられます。記事には、『ワーグナーのローエングリンを聴けば、「人生には訊かないほうがいいこともあるとわかる」とも。』とか、書いてありました。
「音楽遍歴」で、1冊の本が書けるとは、たいしたものですね。記事からすると、この本には、いろいろな曲が登場しているようで、本を読んでみたくなります。
読売新聞には、毎月いろいろな人が、本を紹介する「空想書店」というコーナーがあります。5月は、アルファベータ社長の中川右介さんです。アルファベータは、クラシック音楽関連の本をたくさん出版されている会社です。
5月11日の記事で、おすすめの本を見て、私と好みが同じだな、と思いました。座右の書は、ガラスの仮面ということですが、私も、マンガの中では、ガラスの仮面が一番好きです。単行本は、もう少しはやいペースで出て欲しいと思っています。「白い巨塔」も、3年に1度は読まれるそうです。私も、白い巨塔は大好きで、最近の文庫本を持っているのは、もちろんのこと、1965年発行の初版本まで、持っています。
好みが同じということは、おすすめされている本は、私の感覚とあうはずということだろうと思っています。一番大きく紹介されていた本は、アガサ・クリスティーの「愛の旋律」でした。
7月17日付けの日本経済新聞夕刊を読んでいましたら、柳田邦男さんの、「大人こそ絵本を」というタイトルの記事がありました。その中に、柳田邦男さんが薦める珠玉の絵本20冊が紹介されていました。「人生を考える」という項目で、「ヴァイオリニスト」という絵本がありました。
早速この絵本を探してみると、表紙を見るだけで、格調高そうで良さそうです。絵本を読むと、ほっとするような気分になれるな、というのは、感覚としてよく分かります。
私が小さい頃によく読んでいた絵本は、バーバパパです。何度も繰り返して読んでいたような記憶があります。小さい頃の記憶というのは、想像以上に、心に深く刻まれているものだな、ということを最近よく感じます。
ラジオ深夜便8月号を読んでいると、アンカーエッセイのところで、「音楽は好きですが・・・」というタイトルで、あまり歓迎しない日常での音楽について書いてありました。
その中で、本屋さんで速い曲が流れていて、すぐに本屋を出てしまったというお話がありました。この気持ちはすごく分かります。私も、本屋さんで歌詞つきの曲が流れていると、すぐに出たくなってしまいます。本を立ち読みしている時に、別のところから言葉が聞こえてくると、ふたつの言葉がぶつかりあってしまうからです。
お店では、ゆっくりとしたテンポの曲を流して、お客さんをゆっくりと歩かせて、お店での滞在時間を長くしたほうがいいと聞いたことがあります。速い曲を流すのも、あまりよくないでしょうね。
「見た目」の流儀という本を読みました。この本の著者、岡野宏さんのほかの本も読んでいて、その本が印象に残っていましたので、この本も読んでみたいな、と思っていました。
「スーツのボタンは、どこを留めればいい?」の項で、指揮者カラヤンの話が出てきます。カラヤンが黒いスーツのボタンを1つ外して椅子に腰かけた時、留め金具のないベルトが見えて、その姿がとても美しかったそうです。種明かしは、「バックルを横にずらしただけさ」ということでした。センスのよい着こなしと書かれていました。
この本は、役に立つことももちろんたくさんありました。でも、私は衣装をそれほど気にするほうではありませんので、これだけ衣装や外見のことばかり考えるのは、疲れてしまいます。もちろん最低限の清潔さは必要だとは、思っています。
石井裕之さんの著書「壁」 を読みました。その中で、石井裕之さんがバイオリンを習っていた時の文章がありました。先生に、「この安いバイオリンでよくこれだけの音が出せたね」と言われたので、この楽器は卒業しようと思ったという話です。
私はこれを読んで、私がフルートを習い始めた、初心者用のフルートを吹いていた頃、フルートフェスティバルの練習で、自分の楽器を見てもらう機会があった時のことを思い出しました。「この楽器は、毎日最低1時間以上吹いていますね」と言われて、ちょっと吹いただけでそういうことが分かるものなのか、と感心したのです。
それからしばらくして、フルートの先生からも、「次の楽器に行ってもいいのではないか」と言われました。それで、今も吹いている、総銀製ハンドメイドのフルートを買いました。本の著者の石井さんは、先生の「楽器の最大のポテンシャルを引き出せている」というポジティブな表現に感じ入ったそうです。
「アイデアのちから」という本を読んでいましたら、ピアノ二重奏を普及させたいというグループが、ピアノ二重奏の魅力をまわりの人に説明する様子が書かれたページがありました。これが、なかなか魅力が伝わらないのです。
聞いている人から「ピアノ二重奏がなくなると、なぜ世界が豊かでなくなるのですか」という質問が出ます。そして、その答えの中に「ピアノ二重奏があれば、オーケストラの音を、身近に楽しむことができる」という言葉が出ます。この言葉で、ようやく聞いている人が納得します。この言葉が出るまでに、10分もかかりました。
どうして10分もかかったのかという解説文もこの本に書かれていますが、それがまた納得の文章でした。この本は、びっしりと文章がつまっていて、事例も多く、非常に読み応えがあります。とてもいい本です。
村上春樹さんの小説「1Q84」が、すごく売れています。驚いたのは、この小説に登場する、ジョージ・セル指揮、ヤナーチェク作曲、シンフォニエッタが入っているCDが売れていることなのです。
テレビに登場した曲が入ったCDが、急に売れ出すというのはよくあります。テレビは見ている人の人数が桁違いに多いので、特に驚きませんが、小説に登場する曲というところがびっくりです。クラシック音楽のランキングを見ても、この曲が入ったCDが上位にずらりと並んでいます。
私は、この本をまだ読んでいませんが、それだけ印象に残る書き方をしてあるということですね。私は、村上春樹さんの小説を、1冊も読んだことがありませんが、読んでみたい気持ちになりました。
私が小室哲哉さんのことを初めて知ったのは、TMネットワークのファンだった弟から「この曲、いいやろ」と曲を聴かされた時でした。ですから、小室哲哉逮捕のニュースを見たときには、ショックでした。小室さんが書かれた「罪と音楽」という本が出たことを知って、すぐに買い、すぐに読みきりました。
本は、すごく読み応えがありました。繰り返して読みたい気分です。逮捕以来、初めて自分から聴いた音楽がファジル・サイだったそうです。ファジル・サイのライヴDVDには心を揺り動かされた、とありました。
そのほか、「1Q84」や、クライバーンコンクールで優勝した辻井伸行さんについてと、タイムリーな文章もありました。今までどういう風に音楽を作ってきたのかということは、私は初めて読みましたので、新鮮で良かったです。次に小室さんが作られる曲を聴いて、私がどう感じるのか、本を読んで楽しみになってきました。
最近、「ザ・テレビ欄 1975-1990」という本を買いました。この本は、題名の通り、新聞のテレビ欄が掲載されている本です。
1980年10月8日のページを見ていると、「フルートとともに『頭部管による音の出し方』」という番組がありました。この番組のことは、私は全然知りませんでしたが、頭部管による音の出し方ということは、フルート初心者向けに、説明してくれている番組なんだな、と思いながら読みました。
NHK教育の欄を見ていくと、いろいろな演奏家の方のクラシックコンサートが放送されています。この本は、眺めているだけで面白いです。人によって思い入れのある年は、違うと思いますが、私は、1975-1990が一番懐かしいです。「ザ・テレビ欄」シリーズは、他の年の本もあります。
写真集「石を聞く肖像」(木之下晃 著)のP.281に、2002年11月に撮影されたパユの写真が掲載されていました。この写真集の感想は、今週末にこのページに書きます。
この写真集に掲載されている200人全員の名前は、下記の通りです。
写真集「石を聞く肖像」を買いました。200人が掲載されていますが、私が印象に残った人を書いていきます。
まずは、シャワーを浴びた直後の写真のロベルト・アラーニャ、顔を隠したマルタ・アルゲリッチ、石に口紅で描いたアンジェラ・ゲオルギュー、骸骨と一緒のジャン=ルイ・マルティノティです。
パユもこの写真集に掲載されています。パユの写真は平凡ではなく、さすがだと思いました。パユの写真は、パユがパッとアイデアを思いついたのか、それとも何か会話でやりとりがあったのか、この写真を撮影するまでに、どのような会話がなされたのか詳しく聞きたくなりました。どのように撮影されたかは、写真集に書いてあります。
プラチナサライ3月号は、特集が人生を変えた音楽でしたので、買って読みました。音楽は、クラシック音楽に限らず、いろいろな分野の音楽が出ています。
私が一番印象に残ったのは、石田衣良さんが、「クラシック音楽には、再生産できる厚みを持っていること」とお話されていたことです。ほかには、逢坂剛さんも掲載されていました。逢坂さんがフラメンコギターがお好きだとは知っていましたが、これほどまでとは思いませんでした。
とても面白い特集でしたが、プラチナサライはこの号で、休刊だそうです。私が今回号の雑誌のことを知ったのは、日本経済新聞に大きく広告が出ていたからでした。休刊するのに、こんなに大きく広告するのは、どうしてだろうと思いました。
久石譲さんの著書「感動をつくれますか?」を買って読みました。この本のことは、前から知っていましたが、最近何人かの方のブログで偶然、この本のことが書かれていたことがきっかけで買いました。
買ったのは、私が久石さんが監督をされた映画「カルテット」を見ていたからということもあります。
カルテットの映画のこと、アジアの映画やテレビドラマとの関わりなどいろいろなことが書かれていて、読み応えがありました。私が一番興味を持ったのは、「最初の印象は絶対正しい」でした。
7月17日放送の週刊ブックレビューに、フルート奏者の山形由美さんが出演されていました。山形さんが紹介された本が、マーチ家の父 もうひとつの若草物語でした。
山形さんは、「この本の『もうひとつの若草物語』というタイトルで、お父さんの話だということは分かった」とおっしゃっていました。でも、私は、若草物語自体を、本で読んだことはなく、演劇やアニメなどで少し見たことがあるぐらいです。ただ、若草物語自体には、ほのぼのとしたイメージを持っていました。
マーチ家の父は、かなり重たい話だそうです。分厚い本だけれども一気に読んだという山形さんのお話を聞いて、この本をなんとなく読んでみたくなりました。
「億万長者の秘密をきみに教えよう!」という本を読みました。この本は、9歳の少年が、富の泉に水を汲みに行く家庭で7人の賢者から知恵を学ぶという寓話です。その7人の中に、音楽家がいました。
目次で、音楽家の章があることを見て、私は本の最初からではなく、この章から読みました。どういう音楽家かと思ったからです。それが、フルートを吹く人でした。たくさんの楽器があるのに、フルートが書かれていたことが嬉しかったです。
この話は、ページ数はそれほど多くありませんが、深い感じがして、私はとても気に入りました。
昨日、本屋さんに行くと、「おやすみラフマニノフ」という本が平積みされていて、目にとまりました。この作者の中山七里さんのことはまったく知りませんでしたが、本を開いてプロフィールを見ると、「さよならドビュッシー」で、第8回このミステリーがすごい!で、大賞を受賞されていました。
私は、このミステリーがすごい!は、賞の名前を知っているだけで、受賞作品を気にかけているわけではなく、この作品のことも昨日まで知りませんでした。音楽小説が大賞をとっていたとは嬉しいです。
2冊の本とも、表紙の絵がとても気に入っています。音符をちりばめた感じと、鮮やかな色使いと、そのごちゃごちゃした感じもまた好きです。本を読んでみたくなりました。
アマゾンのページをふらふらと見ていると、 英語学習最強プログラム(中上級者向)関係リスト(音読用の教材例のみ)が目に留まって、見ていました。この中に、「○○ For Dummies」という本がたくさんあり、楽器の本もあるようなので、フルートの本はあるのかな、と思って検索しました。
ありました。これです。本の中身も見られるので、少し見ました。ページ数の多い本で、CDもついているようです。
リストを作成した方は、「○○ For Dummies」の本がお好きなのでしょうか。私は洋書を探すのは、面倒であまりしませんが、探し出すと面白い本にも出会えるのかな、と思います。
1月17日付読売新聞夕刊の「堂場瞬一の海外ミステリー応援隊」のコーナーに、「ショパンの手稿譜」が紹介されていました。「ショパンの手稿譜」というタイトルに、まず引かれました。
これは、リレー小説です。私はリレー小説を読んだことがありませんが、書き手がたくさんということは、文章の感じもきっと違うのですよね。この本は、ジェフリー・ディーヴァーが指揮をとっているということで、この点でも読みたいな、と思いました。
ジェフリー・ディーヴァーの小説はすごくいいと聞いていますが、まだ全然読めていません。「ショパンの手稿譜」は15人の作家の文章が読めるということもありますし、ショパンの話も楽しみで、ぜひ読んでみたいです。
「金の空想科学読本」を読んでいると、ドラえもんのジャイアンが歌うと、音痴で窓ガラスが割れる描写について、書かれていました。
「声が大きくて割れるなら分かるが、音痴で割れるというのは、どういう理屈なのか」ということが書かれていて、私はここまで深く考えたことがなく、なるほどな、と思ってしまいました。
歌を歌うと言えば、震災で今、みんなの気持ちが沈みがちですが、こちらのページを見ると、学校などでは、歌を歌うのは有効だということです。
先週の週刊ブックレビューを見ていて、「弦と響」という小説のことを知りました。音楽のこともとてもよく書けていて、人間模様も面白いということで読んでみたくなりました。石田衣良さんの紹介なので、より読んでみたくなったというのが本当のところです。
クラシック音楽小説は、けっこういろいろとあると思います。読みたいな、と思う本はけっこうあるのですが、思うだけで、実際に読むことがなかなかできないことが多いです。こんなことではいけないと思うのですが。
それから、この回の週刊ブックレビューは、室井滋さんが初司会でしたが、室井さんはいろいろとお話されますし、良かったと思います。私は気に入りました。
児玉清さんの著書「たったひとつの贈りもの―わたしの切り絵のつくりかた」を見ていると、「指揮者」というタイトルの切り絵がありました。
髪型は、ベートーベンのような感じでした。衣装は、どのようにするかかなり迷われたということが書かれてありました。かなり力強い感じの指揮者だな、と思いました。
児玉さんは、洋雑誌を切り抜いて、切り絵を作成されているので、とてもおしゃれな感じがします。そういえば、児玉さんが「徹子の部屋」に出演されて、切り絵を実演されていたのも見たことがあるな、と思い出しました。
(2011年7月2日追記)
2011年7月6日水曜日放送の「徹子の部屋」は追悼特集で、児玉清さんと田中好子さんです。
「ピカイチ事典2011-12年版」が届きました。このカタログには、愛用者が掲載されていますが、いつもひとりは、音楽家の方が登場しています。今回は、どなたが出ているかな、と読んでいましたら、UVカット日傘のところで、ヴァイオリニストの奥村愛さんが登場されていました。
ヴァイオリニストが強い日光をあびるというイメージは、正直あまりありませんでしたが、文章を読んでいると、移動の時や野外でのコンサートなど、やはり強い日差しをあびることはよくあるようです。
私も、昔カタログハウスのUV日傘を1回買ったことがあります。
私は、洋書トライアスロンに申し込んでいますが、この8月10日号で、「Resonate: Present Visual Stories that Transform Audiences」という本を知りました。これは、プレゼンテーションの本です。
この中で、ベンジャミン・ザンダーの「音楽と情熱」のプレゼンテーションが、インターネットの動画で見ることができることを知りました。日本語字幕付です。この方のプレゼンテーションは、これを聴いた人すべての人に、クラシック音楽を好きになってもらいたいという想いでされています。
プレゼンテーションが大切ということは、誰もが分かっていると思いますが、今回、改めてそう感じました。
今日(10/22)放送の週刊ブックレビューを見ていると、本「マルタ・アルゲリッチ 子供と魔法」が、紹介されていました。
紹介した方の感想は、はたから見ているのはいいけれど、実際にこういう人と一緒に生活していくのは、大変だな、と思ったとのことでした。
「でも、アルゲリッチの演奏を聴いてみたくなった」とおっしゃっていました。これを聞いて、私が意外だったのは、こういう本を読む方というのは、アルゲリッチの演奏が好きで、だから本を読むのだろうと思っていましたが、演奏を聞いたことがないのに、本を読んでみる人もいるのだな、ということでした。
11月19日放送の「週刊ブックレビュー」を見ました。そこで、石田えりさんが、“本物”を見極める ~3億円のヴァイオリンはいかに鑑定されるのか?~という本を紹介されていました。石田えりさんが、この本を紹介されるのはなんとなく意外な感じがしました。
石田えりさんは、ヴァイオリンに興味があるわけではなく、本物とにせものについて興味があったので、本屋さんで見つけたとのことでした。こういう本は、音楽に興味がある方が読むものだと思っていましたが、まったくそうではないんだな、というのが大きな発見でした。
この著者の方は、ヴァイオリンの仕事をするまではまったくヴァイオリンとはかかわりがなかったというところが本当に面白いです。
小澤 征爾と村上春樹 の著書 「小澤征爾さんと、音楽について話をする」が発売になりました。私は、この本のことは、アマゾンの本ランキングで知りました。
その後、新聞でこの本の広告を見ました。その広告で、小澤征爾さんが、「村上春樹さんの質問で、自分が忘れていたことも思い出した」とおっしゃっているのを読んで、この本を読みたくなりました。
アマゾンのレビューを見ても、皆さん絶賛されていますね。聞き手は、話を引き出せる人でないとだめだな、と改めて思います。私もこの本をこれから読んでみます。
「運を超えた本当の強さ」桜井章一著を買って読みました。この本を買ったのは、聞き手が羽生善治さんだったからです。
この本を読みはじめましたが、私は、麻雀のルールをまったく知りませんので、麻雀の話の部分はピンときませんでした。「この本を買ってどうだったかな」と思い始めていると、P.82に「美しい動きはそれだけで人を魅了する」という項で、ヴァイオリニストのジュリアーノ・カルミニョーラの話が出てきました。私は、このヴァイオリニストのことはまったく知りませんでしたが、この部分を読んで、この本へのスイッチが入ったという感じでした。
桜井さんが、動きを見ただけで魅了されたということでしたので、私もYouTubeでこの方の動画を探しました。ベートーベンのトリプルコンチェルトの動画を見て、この方の動きの美しさに魅了されるということに納得できました。
トニー・ラズロ 著「英語にあきたら多言語を!」を、パラパラと読みました。この本の中に、トニーさんの楽器歴について書かれていました。
トニーさんが最初に演奏した楽器がクラリネットで、その後、ギター、フルートもかじり、その後、友達からピアノをすすめられて、ピアノも演奏したそうです。ピアノを演奏するようになって、音楽の全体像が見えたので、言語でのピアノにあたるものを探したいと思ったそうです。
トニーさんは、自分のフルートをお持ちらしいです。トニーさんのことは、小栗左多里さんのマンガで知っていましたが、フルートを吹くと聞いて、親しみを持ちました。
新聞広告で見かけて興味を持ち「平成生まれの資格王が教える光速の暗記・勉強法」を買って読みました。この本の中で、「音」への依存を断つという項があります。
学習時に高い集中力を求める時、音楽は邪魔です、ということです。私も、学習する時には、音楽を聞くことはまったくしません。今は、ベルリン・フィルデジタルコンサートホールを聞きながら、これを書いていますが、音楽を聞きながらしているということは、私にとっては、このホームページをつくることは趣味で、遊びなんだな、と改めて感じた次第です。
この本は、時間と集中力に関して、とても参考になりました。実際に、私の、土曜日、日曜日のスケジュールをこの本を元に変更したぐらい、影響力のある本でした。
本田健さんが、翻訳されていたので、「たった1%変えるだけであなたの人生に奇跡は起きる」の本を買って読みました。物語風に進んでいきます。
この本の中に、「1万時間=一流の証明」という項があります。バイオリンのソリストのお話になります。こういう時、他の楽器でもかまわないと思うのに、なぜ著者さんは、バイオリンにされたのだろうと考えてしまいます。
この本は、とても良かったです。最近は、livedoorリサイクルを使って、本の整理をしていますが、この本はずっと手元に置いて、何度も読み返したい本です。
「音楽家の英語入門 ー聞く・話す・読む・書く・歌うー」という本があることを偶然知りました。これは、外国人のレッスンを受けようという人、留学を考えている人を対象とした本です。
こういう発想で本を書かれたことに、まず感心しました。たしかに、会社オフィスでの英語のような本はたくさんありますが、音楽家のための本というのは、私は初めて見ました。
海外で活躍しようとする音楽家にとって、英語は必須ですね。音楽をするうえで、言葉を勉強しなければいけないことは、たしかにありますね。独・仏・伊・英による音楽用語辞典もあります。
以前から話題になっていた阿川 佐和子著「聞く力―心をひらく35のヒント」をやっと買いました。
今、読んでいます。その中で、ヴァイオリニストの諏訪内晶子さんにインタビューした時のお話が出てきます。諏訪内さんのCDを順番に聞いていたら、あるCDで音が変わったな、と感じたので、それを質問した、ということが書いてありました。
音が変わったということが分かるというのは、素晴らしいですね。真剣に聞いていらっしゃるということだと思います。私だったら、気づけるのかな、どうなのかな、と思いました。
「小澤征爾さんと、音楽について話をする」は、4月に買っていましたが、今まで積読になっていました。私は、本はだいたい電車の中で読みますが、これは、300ページを超える本で、持ち歩けなかったからです。
今、やっと読み終わりました。「ライブ録音をCDにする時には、雑音を消去して、CDにした」とか、こうして聞かなければ分からないお話が満載で、とても面白かったです。ほかに、印象に残っているのは、小澤さんが、ベルリン・フィルの練習で、打楽器奏者が笑い出したのに、腹が立って、指揮をキャンセルしようとしたけれど、飛行機の乗り継ぎ便を調整しているうちに、なだめられた、というお話です。
「えっ」と、思うようなお話はまだまだあるのでしょうね。私は、CDをバックミュージックのように流して聞いていることが多いですが、この本をしっかりと聞かなければという気持ちになります。