メイン

ドラマ アーカイブ

2007年03月10日

「神童」と「のだめカンタービレ」

 クラシック音楽をあつかったマンガ「神童」が、映画化され、まもなく公開になります。「のだめカンタービレ」のドラマを見る前は、音楽を題材にしたマンガの実写映像化は、どうなのかな、という気持ちがありましたが、「のだめカンタービレ」のドラマを見て、気持ちが変わりました。ものすごく素晴らしかったからです。

 「のだめカンタービレ」は、映像化するなら、ドラマよりもアニメの方がしやすいと思っていました。でも、アニメを見ると、演奏シーンがどうしても演奏しているように感じず、私は第2話で見るのをやめてしまいました。第1話で、二台のピアノのためのソナタのシーンでも、千秋の震えている感じが、アニメでは、感じられませんでした。ドラマの方がずっと良かったと思います。

 「神童」も、生身の人間がどのような演技で、見せてくれるのか楽しみです。

2007年05月05日

「春のワルツ」アメリカ版DVD

 「春のワルツ」アメリカ版DVDを見ました。韓国で放送されたオリジナル版ノーカットであることを期待していましたが、見ましたら、日本で放送されたものと同じでした。そういえば、「春のワルツ」は、韓国国内版とインターナショナル版があるということでしたので、韓国版以外は、インターナショナル版なのかな、と思いました。

 DVDには、特典映像がついていて、ウニョン役のハン・ヒョジュが、クレメンタインをピアノ演奏しているシーンがほんの少しだけ入っていました。「オッパ(ソ・ドヨン)に教えてもらいました。」とおっしゃっていました。

 アメリカ版が、日本の放送と同じものだったのは、少し残念でした。でも、NHKの放送では、私は、韓国語が分からないため、韓国の俳優さんたちの声で、ドラマを楽しむことができませんでしたので、アメリカ版で、それが、できるので良かったと思います。

(2007年5月12日追記)

 「春のワルツ」のオリジナルノーカット版をご覧になりたい方は、韓国版DVDをご覧下さい。英語字幕付きです。

2007年07月14日

韓国時代劇「朱蒙」の音楽

 韓国時代劇「朱蒙」を、今、DVDで見ています。1話が65分から70分あるので、見るのが大変です。第15話まで見ました。第1話から、はまりました。音楽は、最初の頃は、紀元前のお話だからか、素朴な感じだな、と思っていました。

 第11話、第12話あたりで、ラブソングのような感じの曲が登場して、音楽のイメージが変わってきたような感じがします。歌詞の韓国語がまったく分かりませんので、サウンドトラックを買うことにしました。

 ドラマを見ていて、一番驚いたのは、この時代は紙がなかったということです。手紙を書くにも、木に書いています。手紙1通を書くにも、ものすごい手間だな、と思いました。

2007年07月21日

大河ドラマ「天と地と」

 7月14日に放送された「お宝TVデラックス」を見ました。ジェームス三木さんが、大河ドラマ「天と地と」をあげていらっしゃいました。「天と地と」の映像を私は、この番組で初めて見ました。

 「天と地と」のテーマ曲は、越後の雪景色をイメージして作られたそうで、カラーのオープニングバック映像にあわないと、作曲家の冨田勲さんは、困られたそうです。結局、オープニング映像に霧をかぶせて、解決されたということでした。初のカラー作品というのは、いろいろと大変なことがあるのですね。

 後、上杉のシーンでは、弦楽器のメロディをメインにして、武田のシーンでは、低音楽器を使って、メロディがない音楽にされたというお話もありました。こういうことが分かって、ドラマを見ると、またドラマの見方も変わるな、と思いました。

2007年07月28日

「ハゲタカ」サウンドトラック

 NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」のオリジナルサウンドトラックを買いました。このドラマは、本放送では見ていませんでしたが、評判が非常にいいので、DVDと一緒に買いました。私は、経済ドラマが好きです。

 サウンドトラックで、曲名を見ると、「猛爪」「餌食」「托卵」「忍び寄る羽」など、ハゲタカを連想させるタイトルが多いです。

 これを見て、ドラマ音楽のタイトルは、サウンドトラックが発売にならない場合でも、もともとつけてあるものなのか、どうなのかな、と思いました。私が一番好きな曲は、ドラマのオープニングで流れていた曲です。


(2007年11月18日追記)

 ドラマ「ハゲタカ」のイタリア賞受賞を記念して、2007年12月22日(土)~24日(月・祝) 午後4時~ 2話ずつ、NHK総合テレビで再放送されます。

2007年09月22日

「太王四神記」の音楽

 ペ・ヨンジュンが主演の韓国時代劇「太王四神記」の、日本での放送日が決まりました。私も、見られるのを心待ちにしていましたので、うれしいです。

 ドラマの音楽担当が、久石譲さんということも、楽しみです。太王四神記のオリジナルサウンドトラックも、以前に予約受付をしていましたが、ドラマの方が放送延期を繰り返し、結局今はまだ発売日が決まっていないようです。

 「太王四神記」の音楽が、どんな音楽なのか、まだまったく聞いていませんが、このサウンドトラックは、久石譲さんが担当ということもありますし、買うことを決めています。

(2007年10月13日追記)
 「太王四神記」オリジナルサウンドトラック韓国盤がまもなく発売です。DVD付、ポスター付です。

2007年10月13日

「海神(ヘシン)」の挿入歌

 今、BS朝日で、韓国ドラマ「海神(ヘシン)」を見ています。私は、「海神」は韓国版DVDで、すでにすべて見ましたが、時代劇ですので、言葉の注釈を見たいな、と思って見ています。

 「海神」は、初めて見た時に、オープニング曲に引き込まれて、ドラマのはじめに流れてきた音楽を聴いた時に、音楽自体にどっぷりはまりました。「海神」のサウンドトラックは、すぐにでも欲しかったのですが、日本盤でないと、歌の歌詞の意味が分かりませんので、躊躇していました。

 先週ドラマを見ていましたら、第13話で、ヨンムン(ソン・イルグク)がチョンファ(スエ)を見ているシーンで、「祈り」がバックミュージックでかかりました。そこに日本語字幕で歌詞が表示され、その歌詞を見て、またまた感激してしまいました。でも、ちなみに、オリジナル版では、このシーンでは、違う歌が流れています。  

2007年10月20日

大河ドラマ「風林火山」のメインテーマ作曲秘話

 10月17日放送の、NHK「スタジオパークからこんにちは」に、大河ドラマ「風林火山」の作曲家千住明さんが出演されたのを見ました。「風林火山」メインテーマの作曲秘話が一番面白かったです。

 メインテーマについては、「風林火山」前編で、「2パターンのうち、片方が、後少しで馬が駆ける」と言われて、そう変更したというお話は読んでいました。馬を駆けさせるとは、どういう風にするのだろうと思っていました。今回の番組でそれを説明してくださって、良かったです。「ミレドのレドを、オクターブ上にして、位置エネルギーを高くした。」ということでした。なるほどな、と思いました。

 幻のメインテーマを聴く機会は、ないだろうと思っていましたが、聴けて良かったです。そして、やはり、大河ドラマの音楽には、並々ならぬ思い入れがあるものなのだな、と思いました。

2007年11月03日

葵 徳川三代

 今、時代劇専門チャンネルで放送中のNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」を見ています。2000年の本放送の時には、ドラマはまったく見ていず、オープニングテーマ曲を聴くためだけに、初回だけ見ました。そのことは、この音楽エッセイのページに当時書いていました。小山実稚恵さんのピアノ演奏も入っていて、今、聴いてもいい曲だな、と思います。

  
 「葵徳川三代」のテーマ曲『Time Of Destiny』は、ピアノソロ用の楽譜も出ているようですし、弾きたくなる曲です。

 「葵 徳川三代」を今、見ようと思ったのは、「功名が辻」の関ヶ原の合戦シーンは、葵徳川三代での関ヶ原のシーンを転用したものだと知ったからです。葵-は、独眼竜政宗を書かれたジェームス三木さんの脚本ですが、セリフがポンポンととびかい、とても面白いです。

2008年01月06日

スペインと三味線

 スペインに行ってきました。フラメンコショーを見て、フラメンコギターも生で聞くことができました。その時に、添乗員さんから、20年ぐらい前の、シルバーコロンビア計画の話が出ました。老後に移住しようという話です。結局は計画だけで、立ち消えになりました。

 それがきっかけで、今のNHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」で、おばあちゃんが三味線を教えるために、スペインに移住するというストーリーになっているということを知りました。現地ガイドさんは、「味噌汁、畳で育ってきた人が、60歳を過ぎて海外で暮らせない。安いから暮らせるのではなく、その国の人が好きでないととても無理。」とおっしゃっていましたので、このドラマの設定を聞いて、なんだか笑いが止まらなくなってしまいました。

 三味線は、スペインで簡単に手に入るのでしょうか。三味線を習いたい人がスペインにどれぐらいいるのかも、疑問に思いました。フラメンコギターから三味線を連想したのでしょうか。どこからスペインに移住するという発想が出たのか、脚本家の方に聞いてみたいです。

2008年01月26日

ドラマで流れる音楽

 作曲家 渡辺俊幸さんのサイトを見ていると、「浅見光彦シリーズのドラマの中で、映画「解夏」のために作った曲が流れた」ことが書いてありました。

 私も、昔からドラマを見ていて、違うドラマのために作られたはずの音楽が、突然別のドラマで流れるのを聞いていて、どうしてこういうことをするのかな、と思っていました。サイトを読んで、制作側の事情も少し分かりました。

 私にとって、渡辺俊幸さんの音楽といえば、NHK大河ドラマの「毛利元就」です。ドラマを半分くらいまで、見ていました。作曲家の方が、考えをブログに書いてくださるのは、曲を聞く私たちにとっても、とてもいいことだと思います。

2008年02月02日

韓国ドラマ「白い巨塔」オリジナルサウンドトラック

 韓国ドラマ「白い巨塔」を全話見ました。第1話を見た時に、音楽も素晴らしいな、と思い、見終わって、すぐにサントラを買いました。廃盤でしたので、Yahooオークションで買いました。

 もっと知りたい韓国TVドラマVol.22を読むと、監督さんが、「日本の音楽監督に、アメイジンググレイスを使わせて欲しいと、頭を下げようか、と思った。」とおっしゃっていましたが、私は、「そんなことを考えなくても。」と思いました。

 韓国ドラマの中で、印象に残っているのは、東教授(イ・ジョンギル)は、手術中に「G線上のアリア」を流していたのですが、東教授の退職後、財前(キム・ミョンミン)が、「こんなにゆっくりした曲は気に入らない。速い曲をかけるように。」と言うところです。財前の性格が出ていて、面白いと思いました。韓国ドラマ「白い巨塔」は、原作に忠実に製作されていて、原作を読んでいる人が見ると、感涙ものの出来栄えです。

(2008年3月1日追記)

 韓国ドラマ「白い巨塔」オリジナルサウンドトラック日本盤が、2008年4月23日に発売予定です。

2008年09月06日

「ベートーベン・ウイルス」

 まもなく韓国で「ベートーベン・ウイルス」というタイトルのドラマがはじまります。のだめカンタービレと比較されるというようなドラマです。

 先日、このドラマの制作発表会があり、ヴァイオリニスト役のイ・ジアの写真を見ました。ヴァイオリンを演奏する時には、少し足を開くものだと思いますが、写真撮影用のポーズなので、こういうスタイルになったのかもしれません。

 トランペット奏者役の、チャン・グンソクは、「ファン・ジニ」で、ウノ役だった俳優さんですよね。印象が全然違うので、気がつかないほどでした。

(2008年9月14日追記)
 ベートーベンウイルスのオリジナルサウンドトラック韓国盤がまもなく発売です。

(2008年10月5日追記)
ドラマに登場したクラシックを集めた2枚組CD「ベートーベンウイルス O.S.T./The Classics vol.1」も、発売になります。
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=4&ai_id=89994

2009年01月04日

大河ドラマの主役にしたい人物は

 12月29日の朝日新聞に、「大河「篤姫」人気の理由は」という特集記事がありました。そこに、「大河ドラマの主役にしたい人物と役者を挙げてください」という質問がありました。そこで、指揮者の金聖響さんが、「織田信長を織田裕二で」と答えていらっしゃいました。

 織田信長はすでに大河ドラマになっているのに、挙げていらっしゃるということは、織田信長がお好きなのでしょうか。

 他にもいろいろな名前があがっていましたが、「政治ではない分野の人」ということで、伊能忠敬を挙げていらっしゃった井上由美子さんに共感しました。記録が詳しく残っている人だと縛られてしまうので、記録があまり残っていない人をとりあげると面白いかな、と私は思います。

2009年02月07日

「風の絵師」の音楽

 今、韓国時代劇「風の絵師」を見ています。久しぶりに、音楽が気に入るドラマに出会いました。その前は、「イサン」を見ていましたが、「イサン」は、音楽が「ホジュン」や「チャングムの誓い」と同じ曲があって、なかなか音楽に入り込んでいけませんでした。

 「風の絵師」は、オープニング曲からとても気に入りました。ドラマは、まだ第4話までしか見ていませんが、ストーリーもとても面白いです。

 歌は、曲を聞いているだけでも、とても素敵ですが、韓国語の歌詞が分かれば、もっといいのに、といつも思います。韓国語を勉強したいな、と思うのは、こういう時です。

2009年02月14日

「ベートーベン・ウィルス」出演俳優のインタビュー

 クラシック音楽を題材にしたドラマ「ベートーベン・ウィルス」の出演俳優さんたちのインタビューが掲載されているもっと知りたい韓国TVドラマvol.29を読みました。指揮者役のキム・ミョンミンが、演技の参考に見たという映画を何本かあげていました。

 不滅の恋 ベートーヴェン敬愛なるベートーヴェンアマデウスミッションなどです。私はどれも見たことがありませんが、この映画のこういうところを参考にした、と具体的に語られていますので、映画を見てみたくなりました。

 この本を読むと、「ベートーベン・ウィルス」には、「のだめカンタービレ」の上野樹里、玉木宏も出演してもらうことを考えていたそうです。実現はしませんでしたが、実現していたら、ふたりはどんな役で出たのだろうと考えてしまいます。インタビューを読んで、「ベートーベン・ウィルス」をはやく見たくなりました。

2009年05月17日

「ベートーベン・ウィルス」を見ています

 今、オーケストラを題材にしたドラマ「ベートーベン・ウィルス」を見ています。第9話まで見ました。このドラマは、主人公の指揮者カン・マエ(キム・ミョンミン扮)が、偏屈といいますが、かなり強烈なキャラクターです。よくこういう性格の人を主人公にして、ドラマを作ろうと思ったな、と驚くほどです。

 カン・マエがやる気になる(第2話最後)までが、やや時間がかかりますが、やる気になってからは、かなり引き込まれます。オーケストラの練習シーンがけっこう長く、舞台劇にでもできそうな感じです。オーケストラの本番最中にもいろいろな事件が起こって面白いです。

 今まで見てきた韓国ドラマと雰囲気が違うところもありますが、ヴァイオリン奏者のトゥ・ルミ(イ・ジア扮)が、池に飛び込んだり、と韓国ドラマの熱さは健在です。最後まで見るのが楽しみです。(ベートーベン・ウィルスの日本版DVD-BOX1は、2009年9月2日に発売予定です。)

2009年08月23日

相思夢

  韓国時代劇「商道」は、イ・ビョンフン監督の作品ですし、「ビジネスマンは見るといいよ」というのは前々から聞いていて、韓国版DVDが発売になった時に、予約して買っていました。つまり1年以上前にDVDが手元に来ていたのです。でも、なかなか見れないまま、時が1年以上過ぎてしまいましたが、今年のお盆になってようやく見始めました。すると、はまりにはまってしまい、結局7日間で、全50話を見てしまいました。

 今、見終えたところです。余韻にひたっています。ドラマは、ビジネス面では、本当にとても参考になりました。私は、「チャングム」の次に好きな作品になりました。今、見たということに意味があるのだろうな、と思っています。ぜひ、おすすめの作品です。

 バックミュージックの中では、主人公のサンオクとタニョンのシーンで流れる相思夢がとても好きです。歌詞の字幕が出るので、より良かったです。

2009年09月26日

「ナンバーズ」にはまっています

 私が今はまっているのが、アメリカドラマ「ナンバーズ」です。FBI捜査官の兄ドンに、天才数学者の弟チャーリーが、事件解決のために数学を使って協力します。こういう論理を組み立てていくドラマが、大好きなのです。

 ナンバーズの第1シーズンの「セイバーメトリクス」の回に、「プロのピアニストも同じ。同じ譜面を演奏していても、演奏者によって、音の強さやリズムの取り方などが違うので、まったく違う曲になる」というセリフがあります。

 こういうことも、数学的に説明ができてしまうのだな、と感心してしまいました。同じ曲でも、演奏者が違えば違って聞こえるということは、もちろんもともと分かっていましたが、こういう風に示されると驚きです。

2010年03月18日

朝鮮音楽

 「韓国時代劇のすべて-イ・ビョンフン監督、全自作を語る」を読みました。韓国でまもなく放送が開始される「同伊(トンイ)」についての記事もありました。トンイでは、朝鮮音楽を扱うそうです。

 本の文章によると、イ・ビョンフン監督は、朝鮮音楽については、前々から扱いたかったそうですが、あきらめていたそうです。「ベートーベン・ウィルス」を見て、自信を得たということです。

 このドラマは、監督、キャストの点でも、本当に楽しみなのですが、その上、音楽をどのように見せて、聞かせてくれるのかも、ますます楽しみです。

2010年06月05日

1979年のテレビドラマ「不毛地帯」

 私の家で、6月1日からTBSチャンネルが見られるようになりましたので、今、TBSチャンネルで放送中の1979年版のドラマ「不毛地帯」を見ています。今、1979年版の不毛地帯を見られるとは思いませんでしたので、とても嬉しいです。

 不毛地帯のオープニングの音楽が、途中はピアノのみなのです。後半は、他の楽器も入ってくるのですが、その音楽が1979年という感じがして、とても気に入っています。

 昔の日本のドラマのオープニング音楽を聞くのも、楽しいです。NHK大河ドラマは、昔の作品の音楽を聞ける機会はけっこうありますが、民放の作品では、少ないかなと思います。

2010年07月24日

コンサートホールの銃

 私は、アメリカドラマ「ナンバーズ」が好きで、今は先日発売されたナンバーズ シーズン3を見ています。シーズン3の第17話「タイムリミット」で、コンサートホールで銃をかまえるシーンがありました。

 「ゴルゴ13」でも、舞台で演奏中のヴァイオリニストの、ヴァイオリンの弦を銃で撃って切るというシーンがありましたが、実写のドラマ中に、コンサートホールで銃が登場すると驚いてしまいます。

 この回は、今まで見てきたナンバーズの中でも、私にとってベストの回です。それは、誘拐事件と平行して、ドンが事件解決には参加せずに、精神科医にカウンセラーを受けるシーンがありますが、それがドラマに一層深みを与えていて、とてもいいからです。

2010年12月04日

「メンタリスト」

 私は、ケーブルテレビを契約していますが、毎月お金がかかるので、何か番組を見ないと損な気がして、11月は特に見る番組がなかったので、何か探そうとケーブルテレビ番組表を一生懸命見ました。それで、スーパードラマTVで放送されているアメリカドラマ「メンタリスト」の写真にひかれてこのドラマを見ることにしました。第1話を見て、主演のサイモン・ベイカーに引き込まれてしまいました。

 このまえは、第4話でしたが、この中で、「ピーターと狼のアヒルは、何の楽器で演奏されていましたか」という質問が出てきました。この質問も答えもサラッとしすぎていたことと、私は「ピーターと狼」について詳しくありませんでしたので、私の頭の中では、特にひっかかることもなくそのまま通り過ぎました。

 この時の答えが、犯人だと思った決め手になります。それにしても、「ピーターと狼」のことを知らなかったら、この質問そのものをすることができないですね。このドラマは、続きを見るのも楽しみですし、何シーズン続くのかも楽しみです。

2010年12月18日

大河ドラマ音楽のエピソード

 作曲家の渡辺俊幸さんのサイトを見ていましたら、スロヴァキア放送交響楽団が来日公演した時に、利家とまつのメインテーマがアンコールで演奏された話が書いてありました。外国のオーケストラが日本の大河ドラマの曲を演奏してくれるとは、本当に嬉しいですね。

 来年の大河ドラマ「江-姫たちの戦国」は、50作目になるので、大河ドラマ関連の商品もいろいろと発売されるのでしょう。CD「決定版 大河ドラマ全曲集」も発売になります。

 「NHK大河ドラマ大全―50作品徹底ガイド完全保存版」の本も出ます。この本の内容は、どんなのかまだ分かりませんが、大河ドラマの音楽だけに焦点をあてた本も、いつか発売してくれるといいな、と思っています。

2011年01月15日

新年を迎えたと感じること

 最近は、年が新しくなったな、と感じることが少なくなりました。昔のお正月はお店も1月5日くらいまで、完全に閉まっていましたが、今は1月1日から営業しているお店もあるぐらいです。それから、以前はベルリン・フィルジルヴェスターコンサートの生放送がありましたが、今ではそれもなくなりました。

 そういうわけで、私が最近、唯一新年を迎えたな、と感じるのは、新しいNHK大河ドラマを見た時です。今年の大河ドラマ「江」も見ました。テーマ曲は、女性らしいやわらかさがあって、気に入りました。ドラマ中の音楽も、華やかな感じもあり、とてもいいです。

 戦国時代は今までに描きつくされてきたので、「江」ではどのような味付けをしてくれるのか、楽しみにしています。

2011年10月02日

韓国ドラマ「赤と黒」

 韓国ドラマ「赤と黒」は、韓国で放送されていた時に、朝鮮日報を見ていて、気になっていました。9月に、BSプレミアムで放送されることを新聞のテレビ欄で偶然知り、初回から見ることができました。ドラマの終わり方は、ショッキングでかなりひきずりました。

 主演のキム・ナムギルは、善徳女王を見た時に、男性陣の中では最も光り輝いているな、魅力的な俳優さんだなと思いながら見ていました。キム・ナムギルのプロフィールを見ると、特技にフルートと書いてあります。韓国の俳優さんは、特技がピアノという人はけっこう多いのですが、フルートというのは、初めて見ました。

 「赤と黒」は、BSプレミアムで毎週金曜日22:00より放送です。10月7日に放送開始です。

2012年01月14日

大河ドラマ「平清盛」の音楽

 大河ドラマ「平清盛」の第1話を見ました。大河ドラマはどんな作品でも、第1話はたいてい見るようにしています。オープニングテーマに興味があるのもひとつの理由です。「平清盛」のオープニングテーマは、私の好きな順位の中で、かなり上位にくるぐらい気に入りました。劇中音楽もとても良かったと思います。

 兵庫県知事や神戸市長の発言で話題になっている「平清盛」の画面についてですが、私も、白いもやがかかっているような感じで汚いな、と思いました。セットのちゃちさを隠すためにあんな画面にしているのかな、と思ってしまいました。あの汚い画面を見るのは抵抗があります。

 次回からは、副音声にして、目をつぶってドラマを聞くことにします。聞いてドラマを楽しむ場合、頼朝のナレーションが気になりますが、ナレーションはずっとではないので、なんとかやりすごせるでしょう。「平清盛」の音楽とストーリーには、もう少しつきあいたいと思っています。

2012年04月15日

Law & Orderを見て

 アメリカドラマ「Law & Order」の第20シーズンの第23話(つまりすべての最終話)を見ていると、病院でMRI検査をする時に、「誰も寝てはならぬ」が流れていました。これは、ドラマのバックミュージックとして流れているわけではなく、病院の検査室で流れているようでした。検査技師さんが「音楽は大丈夫ですか」と患者さんに聞いていたからです。

 私は、日本の病院でもMRI検査を受けたことがありませんので、どういう感じで検査しているのか知りませんが、日本では、こういう音楽が流れているものなのかどうなのかな、とふと思いました。

 Law & Orderは、全20シーズンですが、15シーズンから見始めて、20シーズンまで全部見ました。次は第1シーズンに戻って、順番に見て行きますが、第20シーズンを見終えて、ライナス・ローチが好きなだけに、少しさびしい気持ちです。

2012年10月13日

ドラマの中の音楽家

 アメリカドラマ「メンタリスト」第3シーズンの第22話を見ました。この回は、殺されたのがオーケストラのコンサートマスターで、犯人はオーケストラの中にいるということで、オーケストラの演奏風景がよく出てきました。

 ドラマでのオーケストラの場合、本物の音楽家の中に、俳優さんがまざります。それで、オーボエ奏者役の俳優さんが、私は、「全然オーボエ奏者らしくないな」と思いました。もう少し、それらしい俳優さんなら良かったのに、と感じていました。

 それにしても、こんな理由で人を殺していたら、世の中殺人だらけになってしまいます。「メンタリスト」の人気は、主役のサイモン・ベイカーの魅力によるところが大きいですが、「動機がちょっとこれは」と感じることが多いです。

About ドラマ

ブログ「音楽エッセイ」のカテゴリ「ドラマ」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。新しい順番に並んでいます。

前のカテゴリはテレビ番組です。

次のカテゴリはホールです。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。