2月7日に、日本テレビ系列で放送された「おんな北斎」という番組を見ました。葛飾北斎と、その娘、葛飾應為の話でした。葛飾北斎に娘さんがいて、その娘さんも、浮世絵師だったとは、全然知りませんでした。
番組では、日本や世界のいろいろな、葛飾北斎と関係がある場所に行っていて、とても面白かったです。たくさんの浮世絵が出てきましたが、一番印象に残ったのは、葛飾應為が描いた「三曲合奏図」です。3人の女が、楽器を一緒に演奏しているものです。
こちらのページの左から2番目の絵です。これは仲良く演奏しているわけではなく、服装からこの3人の女が、身分違いだということが分かります。そのほか、この絵では、その当時の女の生きにくさも、描かれているということでした。「絵のここを見てください」と教えてもらえると、分かりやすくてとても良かったです。