2007年02月17日
クラシック音楽を聴くきっかけ
2月13日の朝日新聞(大阪本社発行分)の夕刊に、桂米朝さんが、小米朝さんがクラシック音楽を聴くようになったきっかけについてお話されている記事がありました。
「クラシックのレコードない?」と訊かれて、「勧進帳と越後獅子、新曲浦島もええで。」と答えて、小米朝さんは、自分でレコードを買いにいった、という話です。小米朝さんが中学生の頃の話です。
私自身は、中学生の頃に、クラシックのレコードを買いに行ったことはありませんから、小さい頃に、自分でクラシック音楽のレコードやCDを買ったという話を聴くと、感心してしまいます。
2007年01月20日
チェスが名手の作曲家 フィリドール
1月15日付け読売新聞の将棋欄は、竜王戦七番勝負の観戦記でしたが、観戦記を書かれている柳瀬尚紀さんが、レコード芸術編集部の人と競馬観戦をした時のことが書かれていました。
棋士は、どの音楽家に似ているか、というお話が、とても面白かったです。渡辺竜王がバッハで、佐藤棋聖はムラヴィンスキーだとのことです。チェスの名手だった作曲家、フィリドールの話も出ていました。
フィリドールは、私は名前自体も全然知りませんでした。この回の観戦記は、「羽生さんが歩は皮膚みたいだ、と言った」話から、フィリドールの「チェスの心髄はポーンだ」という言葉に、話が流れていくのですが、その話の流れ方が、私はとても好きでした。
2006年12月09日
「のだめ」に沸くクラシック
12月7日の朝日新聞に、のだめについての記事がありました。「のだめオーケストラLIVE!」のCDは、すでに20万枚売れているそうです。クラシックコンサートにも、のだめに登場する曲がプログラムにある公演は、チケットがかなり売れるとのことです。
私が、クラシックコンサートに行くのを決める基準は、演奏家です。でも、のだめに登場する曲には、その曲を演奏する演奏者のストーリーがあって、視聴者が曲に思い入れを強くするので、曲を基準に行くコンサートを決める人が増えるのは、当然ですね。
私も、モーツァルト:2台のピアノのためのソナタは、のだめで初めて知りました。お気に入りの曲です。この機会をクラシック業界が生かしきれればいいな、と思います。
2006年05月20日
モーツァルトのお酒
今年は、モーツァルトの生誕250年ですので、それを記念していろいろな商品が出ていると、今日の朝日新聞に書いてありました。
モーツァルトのCDや本が発売になるのは、普通だと思いますが、モーツァルトの曲を聞かせているお酒についての問い合わせが、すごく多いそうです。
ワインのラベルにモーツァルトのイラストが書いてあるのは、想像できましたが、日本酒にモーツァルトを聞かせるというのは、イメージがわきませんでした。記事によると、今年がモーツァルトの生誕250年だからということではなく、昔からそうしているそうです。
2005年09月17日
ロバート・ワイズ監督死去
「サウンド・オブ・ミュージック」や「ウエストサイド物語」で有名な、ロバート・ワイズ監督が、9月14日に心不全でお亡くなりになったという記事を見て、91歳で十分に生きられたとはいえ、やはり驚き、残念でした。
私は、ロバート・ワイズ監督の映画は、「サウンド・オブ・ミュージック」しか見たことがありませんので、ミュージカル映画の監督というイメージですが、実際にはさまざまな映画を監督されていますね。
この機会に、ロバート・ワイズ監督の映画をいろいろと見たいと思います。
投稿者 Toshie : 09:47 | コメント (0) | トラックバック
2004年09月04日
会話力の不足
日本経済新聞夕刊の「人間発見」のコーナーに、先週はさだまさしさんのお話が出ていて、8月27日付の記事がとても印象に残りました。
「言葉のエネルギーがすごく落ちたような気がします。」「日本人の会話力が不足しているのではないか」というくだりです。たしかに普段の生活でも、話す量がすごく減っているように感じます。今の日本のドラマを見ていても、昔のドラマと比べるとセリフ量がどうしてこんなに少ないのかと思うことがよくあります。
この記事は、最後は「音楽家の役割、存在意義」についてしめくくってあり、読み応えがある、とてもいい記事でした。