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2007年01月27日
プロフェッショナル 仕事の流儀 大野和士
1月25日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に大野和士さんが出演されているのを見ました。感激しました。印象に残ったのは、シャトレ座の奇跡と、本番直前ソプラノ歌手が倒れた時のエピソードです。
シャトレ座で、オーケストラのストのため、オーケストラが出演できなくなり、公演キャンセルもできましたが、オーケストラをピアノ3台に変更して、演奏した話、と、「トリスタンとイゾルデ」の本番直前の全体リハーサルで主役のソプラノ歌手が出られなくなった時、オーケストラを指揮しながら、大野和士さん自身がソプラノパートを歌われた話です。
どちらのエピソードも、それまでかかわってきた人たちの気持ちを本当に大切にされているのだな、と思って、大感激しました。私は、大野和士さんは今までは名前ぐらいしか知らなかったのですが、指揮を見たくなりました。
2007年01月20日
チェスが名手の作曲家 フィリドール
1月15日付け読売新聞の将棋欄は、竜王戦七番勝負の観戦記でしたが、観戦記を書かれている柳瀬尚紀さんが、レコード芸術編集部の人と競馬観戦をした時のことが書かれていました。
棋士は、どの音楽家に似ているか、というお話が、とても面白かったです。渡辺竜王がバッハで、佐藤棋聖はムラヴィンスキーだとのことです。チェスの名手だった作曲家、フィリドールの話も出ていました。
フィリドールは、私は名前自体も全然知りませんでした。この回の観戦記は、「羽生さんが歩は皮膚みたいだ、と言った」話から、フィリドールの「チェスの心髄はポーンだ」という言葉に、話が流れていくのですが、その話の流れ方が、私はとても好きでした。
2007年01月13日
BYJ Classics-Hero-
ペ・ヨンジュンが選曲したクラシック音楽が入っている「BYJ Classics-Hero-」を買いました。このCDには、ペ・ヨンジョンの文章がついていますが、これが本当に素晴らしいです。
音楽について書かれているのですが、それは、どの作曲家がいつ作曲したとか、この音楽を聴いてこう感じたというものではなく、この音楽からこういう感情を受け取る事を希望するというような文章です。
例えば、「もしあなたがちょっとだけ愛に満たされていないと感じたら、この音楽に救いを求めてみてください。」という感じです。これは、ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調作品27より第3楽章についている文章です。この文章を読むだけでも、ものすごく価値があると思います。
2007年01月06日
作曲家の肩こり
通販生活2007年春号は、毎年通り、ベスト100発表号ですが、1位はメディカル枕でした。そのページに、大河ドラマ「風林火山」の作曲家、千住明さんが登場されていました。
作曲家は、製図用のペンで音符を書き続けるので、肩こりは大変らしいです。千住真理子さん用にも買われたそうです。ヴァイオリニストが、肩こりに悩まされるというのは、すごく分かるのですが、作曲家もそうとは全然知りませんでした。
私もメディカル枕を持っていますが、そろそろ買い換えた方がいいかな、とも思っているところです。